EDIST. +one
明けましておめでとうございます。
EDIST.webマガジンリニューアルと共に突然スタートした当連載コラム・・・EDIST. CLOSET公式ブログ内で謎の人気を博した「41歳・アラフォー女子野原(バツイチ)」がフリーダムに日々の妄想を綴っておりますが、なんと2018年一発目の記事となるという栄誉となりました。
気合を感じる撮り下ろしでお送りします。
普段はOL営業のため不定期連載になりますが、今月も野原氏の妄想にお付き合いくださいませ。
◆EDIST. CLOSETとは?▶︎「EDIST.+one」と連携する月額制ファッションレンタルサービス。商品は毎シーズン新作をリリース。全てオリジナルのプライベートブランドで展開し、ファッションに精通するスタッフたちが企画・監修をしています。スタイリングは女性誌で活躍するプロのスタイリストが担当。そのまま使える旬のコーディネートをサイトやSNSで提案しています。
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今回は私の妄想デートにお付き合いください。
デートのお相手は、モソオくん(仮名) 35歳 IT企業勤務。
出会いはちょっとした飲み会でした。数合わせで急遽呼ばれた飲み会だったから全然期待してなかったけど、期待してない時に限って意外と出会ってあるんですね! 年下だけど私より全然しっかり者で節約家。そして雑学王。
今日で会うのが3回目なのです。今日こそちょっとした何かが起こらないかなぁ、なんてドキドキしながら待ち合わせ場所へ千鳥足で向かった私。実は緊張しないように景気づけに1杯ひっかけちゃいました。
仕事が早めに終わったモソオくんはオシャレなお店で時間を潰しながら私を待っていてくれました。
1杯ひっかけてる場合じゃなかったよ。ごめんね。
は~、それにしてもオシャレなお店ではデニムってこんなに風に吊るされているんですね。
こんな風に吊るされてるモノって干物しか知らなかったよ、私。
干物って実はオシャレだったんだな~、なんて。
そんなオシャレなお店を出てイルミネーションがギラギラ眩しいギロッポンのけやき坂へ!
眩しい!
私には眩しすぎる。
1週間振りに会うモソオくんは照れ隠しで、ちょっと距離を置いて歩いていました。
なんか寂しいな。
モソオくん、私、今日こそ手を繋ぎたい・・・
イルミネーションを見てる振りしてジリジリと手を近付ける私。
どこ・・・手が無い・・・どこ・・・?
執拗にまさぐる私。
あれ? これはお尻・・・
気を取り直して手を伸ばしモソオくんの手に指がそっと触れた瞬間、イルミネーションがオレンジ色にチェンジ!
イルミネーションも私達を祝福してくれている・・・!
アモーレ!
アモーレだよ!
一人興奮冷めやらぬ私にモソオくんが 「渡したいものがある」 って言いだして。
そっと紙袋を渡されて私の興奮はさらにマックスに!! 脳内で鳴り響くファンファーレと祭り囃子。脳内を飛び交う白い鳩。
「プレゼント!? (もしかして・・・ゆ・び・わ・・・!?) 」
そっと紙袋を覗いたら、この前貸したハンドタオルが入ってました。洗濯済み。
モソオくんって律儀な人。強欲な自分が恥ずかしい。穴があったら入りたい・・・
こうなったらもう強行手段しかない。
「腰痛がひどいからちょっと座りたいな」 って強引に人混みから少し離れたベンチに誘導してみました。
誘導成功。チャンス到来!!!
モソオくんにもっと近付きたい。
もう少し。あと少し。
じわじわ追い詰める。
君に届け! 私の頭。
のせたくて、のせたくて・・・震える。
この角度、もう首が限界だよ。
届かなかった・・・!
これ、エアー壁ドンですか?
別れ際に勇気を出して 「記念に一緒に写真撮りたい」 って言ってみました。
そしたら笑顔で 「いいよ!」 って。
ポンっと肩を押されて・・・
撮ってくれました。
違うよ!
モソオくん、私の隣で歯をむき出してるこの変なおじさん・・・誰ですか?
こうして何の進展も無いままギロッポンの夜は更けていきました。
モソオくん、次はいつ会えるかな・・・?
妄想デート、これにて終了。
今回の妄想デートで着ていたお洋服はこちらです!
・・・と、今回はちゃんと洋服ネタに繋がって良かったです!
次回はどうなるかわかりませんが、どうか次回もお付き合いくださいませ。
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