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大人の女性として知っておきたいのが、パーティーやイベントなどTPOに合わせた“ドレスコード”。
冠婚葬祭のドレスコードなどは割とイメージしやすいかもしれませんが、身近なドレスコードのひとつである「ビジネスカジュアル」については、曖昧な方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「ビジネスカジュアル」のルールについて改めて再確認! 「ビジネスウェアなのに“カジュアル”って、どういうこと?」というお悩みを解消して、いつでも自信が持てるビジネスカジュアルをコーディネートできるよう準備しておきましょう。
ドレスコードとは、TPOに合わせて周囲への配慮をした服装のことを指します。「ビジネスカジュアル」も、そのひとつ。「カジュアル」の名の通り、普段着に近い気軽さのある服装ながら、会議や会社訪問などにも適した服装のことをいいます。
一言でいうなら「スーツ姿ほど堅苦しくないのに、きちんと感も兼ね備えている服装」。
でも、人によって「堅苦しさ」や「きちんと感」の認識の程度は違うもの。見る人がベテランか新卒かによっても、その印象は変わるでしょう。
そのため、どんな人から見られても安心できる、最低限の服装の「マナー」を知っておくことが大切です。
格式の高いレストランにおいて「男性はジャケット着用」などとはっきり明示されている場合と違い、ビジネスカジュアルに、「これはダメ」「これはOK」といったはっきりとした線引きはありません。また、会社によってルールの厳しさも異なります。
そのため、判断に迷う場合は、一般的にビジネスシーンでNGとされるているアイテムは避けるのが無難! 同僚や上司・お客様が思わず眉をひそめてしまうような服装は、その後の好感度にも関わってきます。
そこでまずは、日本のオフィスで敬遠されやすい代表的なアイテムについてをご紹介。なかには「OK」とする会社もありますが、基本的な知識として知っておきましょう。
今のように暑い時期はついつい肌を露出したくなりますが……ビジネスシーンではもちろんNG! 特に肩やデコルテを見せるオフショルダーは、例え浅めのものでも×です。
胸元の高い露出は下品な印象を与えかねません。ただ、あまりにも首が詰まったアイテムは抜け感がなく、時に暑苦しく見えてしまうこともあるため、ビジネスカジュアルの範疇でのデコルテ見せはボートネックやVネックがオススメです。
デニムはカジュアルの代表格。毎日の着回しに活躍する定番中の定番ですが、元々は作業着の素材として使われていたため、ビジネスシーンには不適切です。それはブラックやホワイトデニムであっても同じ。どんなにキレイめに見えるデニムでも、カジュアルな服装として認識されてしまうことがほとんどでしょう。
ウェアだけでなく、デニム生地のバッグや靴などの小物もふさわしくないので要注意。
ロングカーディガンは羽織るだけでこなれ感を演出し、冷房対策などにも使えるため持っていると便利なアイテム。しかし、ゆるっとしたシルエットのものが多く、「きちんと感に欠ける」と思う人も少なくないようです。
オフィスで禁止されていることはあまりありませんが、来客の際には「ふさわしい」とはいえないかもしれません。そのため、いざというときの羽織りものとしてジャケットを用意しておくのがベターです。
歩きやすいスニーカーは足を痛めず、疲れにくいのでデイリーシューズとして重宝します。しかし、やはりカジュアルなイメージが強く、特に今トレンドとなっているダッドスニーカーなどはスポーティー過ぎてしまうため、オフィスでは浮いてしまうかもしれません。
ただ、1日中ヒールでいるのは足への負担が大きく、辛く感じる人も多いでしょう。そういった場合は、通勤時のみスニーカーを使用し、オフィスに着いたら靴を履き替えるなどの対応をするのがオススメです。
程よく肩の力が抜けた「気軽さ」、それでいて好印象を持たれる「きちんと感」を兼ね備えていることがビジネスカジュアルの理想です。
そこに清潔感と女性らしい華やぎが加われば、よりGOOD! ここからは、そんなお手本となるコーディネートをEDIST. CLOSETからご提案します。
Tシャツライクなシルエットで程よいカジュアルさがありながらも、光沢のある素材でほのかな華やぎもたたえたブラウス。端正な表情のプリーツスカートを合わせれば、よりきちんと感が高まります。
爽やかなブルートーンのコーディネートは、清潔感も◎。小物をブラックで統一することで、キリッとした印象へと引き締まります。
知的見えするネイビーアイテムは、ビジネスシーンの強い味方。カジュアルなボトムもきちんと感のある印象へと昇華してくれます。こちらのブラウスは、TPOに合わせてエレガントなボレロ風にも、ドレッシーなノースリーブにもアレンジできる2WAY仕様。ビジネスシーンでは、肌の露出をカバーしつつも、揺れる袖のドレープが華やかな印象を与えるボレロ風で着こなすのが◎。
ボトムはキュロットパンツですが、スカート見えする膝丈シルエットで女性らしさと上品さをしっかりキープしているから、オフィスでも問題なく馴染んでくれるアイテムです。
忙しい朝に重宝するのが、1枚でコーディネートが決まるワンピース。ネイビーの縦ストライプが上品で、清潔な印象を与えます。
ウエストの共布リボンは、女性らしい愛らしさも添えてくれるうえにスタイルアップ効果も◎。胸元にはスキッパーが配され、程よい抜け感を演出してくれます。
バッグはシンプルでも上質感のあるレザーを、パンプスは印象を引き締めるブラックをチョイスするなど、小物のアレンジでよりオフィスにふさわしいきちんと感を意識するとGOOD。
ハンサムなパンツスタイルは、いかにも仕事ができそうな女性といったイメージでかっこいいですよね。でも、クールな印象からちょっぴり近寄りがたさを感じさせてしまうこともありません。
でも、ギャザースリーブがふんわり弾むブラウスに、スカート見えするしなやかなワイドパンツを合わせたコーディネートならしっかりレディな印象に。小物には甘さをセーブするブラックを効かせて、凛とした大人の表情を。
トレンド感がありながらもシックな印象のパープルは、悪目立ちせず、周りにも埋もれない絶妙カラー! ボトムにはネイビーカラーをチョイスして、より知的かつ上品に仕上げています。夏から秋へのシフトにもおすすめの配色です。
また、暗色系でまとめることで、バルーンスリーブ×フレアスカートのコーディネートも、ビジネスシーンで浮かない程よい甘さに落ち着きます。
避けるべきアイテム、お手本となったコーディネートを知ったことで、これまで曖昧だったビジネスカジュアルが少しクリアになったのではないでしょうか?
ここでご紹介した基本をもとに、ご自身の職場に合った“ちょうどイイ”さじ加減のアレンジを加えて、失礼のない程度の洒落感やこなれ感も演出できれば、かえってスマートに見えて印象もUPします。自信が持てるビジネスカジュアルで、仕事もお洒落もこなせる憧れの女性を目指しましょう!
Text:EDIST.+one編集部
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取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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