脇汗が目立たない色や対策方法をヘルスケアマイスターが伝授

脇汗が目立たない色や対策方法をヘルスケアマイスターが伝授

ファッションの大敵である脇汗に悩む人も多いでしょう。オシャレをしても台無しになってしまいます。

脇汗が目立たない服の色や対策方法を探していることでしょう。

そこで、「脇汗を気にせずファッションを楽しみたい!」という方に向け、脇の下のケアや汗じみを目立たなくする工夫をご紹介!

2回にわたってライオン株式会社のヘルスケアマイスター・芳賀理佳さんに教えていただきます。

ライオン株式会社 ヘルスケアマイスター 芳賀理佳(はが りか)さん

ライオン株式会社 ヘルスケアマイスター 芳賀理佳(はが りか)さん

くらしを彩る製品の香りの研究・開発、および身体洗浄剤・制汗剤の開発に携わって約25年。「ライオン快適生活研究所」が中心となってくらしに役立つ生活情報を提供するメディア「Lidea」にて、からだの健康・衛生・美容に役立つ情報を紹介しています。

Lidea

前編では、気になる脇汗のメカニズムや日頃から気を付けたいポイントについてお伝えしました。後編では、脇の汗じみを目立たなくする洋服の選び方のほか、洋服を着る前に実践したい脇のケア方法についてご紹介します。

▶︎前編(メカニズム編)はこちら

脇汗・脇ジミが一番目立たない服の色は「白・黒」

汗が服に染みて、元の服の色と違う色になってしまうことで目立つ脇の汗じみ。芳賀さんによると、汗じみが一番目立たない洋服の色は「白と黒」だそう。

ですが、いつもモノトーンの服ではつまらないし、真夏に黒い服を着るのはちょっと…という方もいるのではないでしょうか。そこで、汗をかいても汗じみが目立たない洋服選びのポイントを3つ教えていただきました。

ぜひ汗じみ対策のポイントを参考にしてください。

脇汗・脇ジミを目立たせない洋服選び 3つのポイント

脇汗や脇ジミが目立たない服選びは以下の3つのポイントが挙げられます。

  • 脇汗が目立たない素材「速乾性の素材」
  • 脇汗を目立たせない「柄物」
  • 脇汗が服につかない方法「風通しの良い形」を選ぶ

それでは、3つのポイントを詳しく見ていきましょう。

脇汗が目立たない素材「速乾性の素材」

汗じみは、服の布地に汗が染み込むことでできるもの。そのため、綿など吸水性が高い素材ほど目立ってしまいます。

汗をかいてもすぐに乾く素材であれば、特に汗が目立つ色とされるグレーやベージュでも汗じみが目立ちません。ポリエステルやメッシュなどは、速乾性や通気性がいいのでおすすめです。特に夏場は素材選びも大切なポイントになるでしょう。

脇汗を目立たせない「柄物」

単色よりも柄が入っていたほうが、汗じみは目立ちにくいという傾向があります。

ボーダーやチェックの柄が入っていると、その柄に目がいくので汗じみがそれほど気になりません。なるべく細かい柄や、地の色との差が極端に大きくない物を選ぶと、より目立ちにくいでしょう。

脇汗が服につかない方法「風通しの良い形」を選ぶ

汗じみができる性質上、やはり肌にふれるようなピタッとしたデザインの服は避けたほうが無難です。

そのため、腕周りに余裕のある、風通しのいいデザインの物がおすすめです。ドルマンスリーブなどは、脇に洋服がふれにくく、ふれたとしてもわずかな面積なので、汗じみが目立ちにくくなります。

仕事中など、こういった服が着られない場合は、下に速乾性の高いインナーを着用するといいでしょう。もしくは、脇に汗を吸収するパッドを利用するのも効果的です。

ただ、パッドも長時間着けていると吸い取った汗から細菌が繁殖して、においの元になる可能性があるので、こまめに取り替えてください。

これで万全!汗ジミを防ぐ脇汗対策

脇汗対策で一番手っ取り早いのが、制汗デオドラント剤を使うこと。最近ではさまざまなタイプの物があるので、その特長を芳賀さんに教えてもらいました。

制汗デオドラント剤のタイプは以下のとおりです。

  • ロールオンタイプ/スティックタイプ
  • シートタイプ
  • パウダースプレータイプ
  • ウォータータイプ

タイプ別で特徴を詳しく見ていきましょう。

ロールオンタイプ/スティックタイプ

「ロールオンタイプとスティックタイプは、どちらも脇に直接塗っていただくタイプです。肌への密着性が非常に高く、汗が出るのをブロックしてくれます。液体状のロールオンタイプは、脇全体にくまなく塗りやすいのでおすすめです。一方、スティックタイプは、固形状でサラッとしたつけ心地が特徴。ひんやり感はないので冬場でも使いやすいと思います。どちらもお使いいただく際は、脇の下全体にまんべんなく塗ると、より効果的です」

<ロールオンタイプ>

Ban 汗ブロックロールオン プレミアムラベル(医薬部外品)

Ban 汗ブロックロールオン

<スティックタイプ>

Ban 汗ブロックスティック プレミアムラベル(医薬部外品)

シートタイプ

かいてしまった汗にはシートタイプがおすすめ。汗やニオイ、ベタつきをふき取ることができます。脇だけでなく、全身にお使いいただくことが可能。寝汗をかいてしまった朝や、外出先で汗のケアをする際にお使いいただくといいと思います」

Ban 爽感さっぱりシャワーシート(パウダータイプ/ノンパウダータイプ、医薬部外品)

パウダースプレータイプ

「パウダースプレータイプは、ひんやりとした清涼感が特徴。速乾性があるので、手軽に、広範囲に使用したい方におすすめです」

ウォータータイプ

「クールな爽快感が得られるウォータータイプ。スポーツの後など、汗のベタつきや体のほてりを感じたときにお使いいただくといいと思います」

脇汗・脇ジミが目立ちやすい色「ベージュ・グレー・くすみカラー」

脇汗や脇じみが目立ちやすい色は以下の3つです

  • ベージュ
  • グレー
  • くすみカラー

こちらの3つの色は特に汗ジミが目立ちやすいので注意しましょう。特に濃いくすみカラーやグレーは目立ちやすい傾向があります。夏場の使用は注意が必要です。

着る機会があるなら、大き目のサイズで風通しのよいものか、速乾性のあるものがよいでしょう。どうしてもの時は、インナーで対策するか、上に羽織るものを準備していれば安心できます。

汗ジミ以外にも、白っぽくなる「塩浮き」という汗が乾いた後に残るシミもありますので、汗かきさんは注意が必要です。

脇汗だけじゃない!服に汗がしみない方法「背中」対策

残念ながら、汗が目立つ場所は脇だけではありません。自分からは見えにくい背中も汗が目立つ場所です。見えにくいだけに厄介な場所なので、注意が欠かせません。

ここでは、背中の汗対策を紹介していきます。背中の汗対策と以下の方法が挙げられます。

  • 汗パッドを使用
  • 制汗剤を使用
  • インナーを着用
  • ゆったりデザインの服を着用
  • 防水スプレーを使用
  • 汗が目立たないカラー選び

それぞれの対策を詳しく見ていきましょう。

汗パッドを使用

汗パットは、汗ジミが浮き出るのを防いでくれる効果があります。日常的に使用しても価格的には大きな出費にはなりません。

ただし、ぴったりの位置に貼るのが難しいデメリットがあります。ずれた場所になると効果が期待できないこともありますので、慣れるまでは注意が必要でしょう。

制汗剤を使用

制汗剤には塗るタイプやスプレータイプ、シートタイプなど種類がありますので、自分に合ったものを探してください。

ほかにもベビーパウダーと合わせて使う場合もあります。赤ちゃんだけではなく汗ムレにも効果が期待できますが、パウダーが服についてしまうデメリットも。

インナーを着用

インナーの着用は効果は大きく、汗ジミがついてしまうことはほとんどなくなります。

最近は季節に合ったインナーや汗対策のインナーなど、色々と種類も出ていますので自分に合ったインナーを購入しておきましょう。いざという時のために、数枚は持っておきたいアイテムです。

ゆったりデザインの服を着用

ゆったりしたデザインの服は肌に触れる回数もあまりないため、汗ジミ対策でも役立ちます。風通しも良いので、汗が染みてしまう前に乾いてくれる効果もあるでしょう。

ただし、絶対ではないので、インナーなどで2重に対策しておくと安心です。

防水スプレーを使用

気になる部分に防水スプレーを使う方法もあります。防水なので汗をはじいてくれる効果が期待できるでしょう。

ただし、汗を吸収してくれない分、肌を伝った汗が他の場所でシミになったり、肌にまとわりついた汗で気持ち悪さを感じてしまうこともあるので注意が必要です。こまめに汗を拭ける状態であれば、防水スプレーも活躍してくれます。

汗が目立たないカラー選び

汗が目立たないカラーは白と黒ですが、絶対目立たないわけではありません。汗の量にもよりますので、注意しましょう。少量であれば、そこまで気になりません。他のカラーと比べると汗対策にはおすすめのカラーです。

おすすめの方法を紹介しましたが、1つの方法だけで対策するよりは、複数の方法で対策した方が効果は高まります。ぜひ参考に試してください。

最低限のケアをしたら、汗を必要以上に気にしない!

脇汗対策の味方となる制汗デオドラント剤ですが、「汗は誰もがかくものですし、汗には体温調節という大事な役割があります。なので、あまり気にしすぎないということも大切ですよ」と芳賀さん。

女性にとって汗じみはどうにか回避したい悩みではありますが、今回ご紹介したコツを踏まえて、汗や汗じみに惑わされないファッションを楽しみましょう!

取材&Text:EDIST.+one編集部

 

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