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暖かい季節に突入すると、それまで長いヘアスタイルだったのを、ばっさりと切ってイメージチェンジしたいという女性もいるかと思います。
そして、今まさに大人のボブが大ブーム中!
しかし、ヘアスタイルを変えるとなれば、それに似合うファッションも考えていきたいところです。
今回は自身もボブスタイルのスタイリスト・坂野陽子さんに、ボブ&ショートヘアが映えるトータルコーディネート術をアドバイスしていただいたので、ぜひ参考にしてみてください。
「Oggi」「VERY」といった女性ファッション誌で活躍するほか、多岐に渡り活躍中。EDIST.+oneの連携サービス「EDIST. CLOSET」では、着こなしカレンダーにてコーディネート提案も行っている人気スタイリスト。
「髪型や雰囲気にもよりますが、私の中ではショートヘアや短いボブヘアの女性は、女性らしく色っぽい印象があるんです」と語る坂野さん。コーデによってはボーイッシュなイメージ、子供っぽい印象になってしまいそうなショートヘアですが、意外にもNGルールはないんだそうです。
「髪が短いからこそ似合うアイテムってすごく多いし、実は長い髪よりも幅広いジャンルの服が楽しめるのかもしれません。ボブ(ショートヘアだからこそトライできるおしゃれはたくさんありますよ」と聞けば、髪を短くする勇気もわいちゃいますね!
次に、ボブ&ショートヘアの人に実践してほしい、大人の女性だからこそというファッションのポイントを、坂野さんにいくつか紹介してもらいました。
髪が短いときれいに見える部分…それは「鎖骨」と「うなじ」です。
このエリアを隠さずに、程良く露出させると、女性らしさがアップ&すっきりとスマートに見せてくれる効果があるそうです。
「ショートヘアの女性が適度に鎖骨やうなじを見せると、セクシーすぎずに凛とした大人の色気が漂います」と坂野さん。
首回りは思いきって出しちゃいましょう!
前項の鎖骨・うなじ見せとは逆に、タートルネックや襟付きのトップスも、髪の毛が短い人が抜群に似合ってしまうと坂野さんはいいます。
「ショートヘアとタートルネックの組み合わせは個人的にも好きですね。首元の詰まったトップスや襟付きのシャツなどを合わせても、ボブやショートヘアならスッキリとした印象になるし、フォルムのきれいさが際立ってより洗練されたイメージに映りますよ」
首元を見せても隠してもさまになるなんて!
確かに、ショートヘアだと首元が厚めでも髪がかからない分、すっきりと見えますよね。
「シンプルなコーデのときは、インパクトのあるアクセサリーで遊んでみましょう。ボブやショートカットならではの、ちょっぴりエッジーなおしゃれを楽しむチャンスですよ。真っ赤なリップなどメイクで魅せるのもおすすめ。大人の女性らしい色っぽさが際立つと思います」と坂野さん。
髪が短いからこそ、存在感のあるピアスやイヤリング、デザイン性の高いネックレスなどが美しく映えるんですね。
大振りのピアス・イヤリングであれば、横顔を美しく小顔に見せてくれる効果も。あえてシンプルなデザインやカラーのトップスを合わせ、アクセサリーをコーデの主役にしたスタイルにトライするのもいいですね。
髪の毛の短い人がカジュアルなアイテムだけでコーディネートすると、ボーイッシュな印象が際立ってしまいがち。
大人の女性らしくスタイリングするなら、坂野さん曰く「例えばラフなTシャツとジーンズの足元に華奢なパンプスを合わせるなど、どこかに1点だけ女性らしいアイテムを投入することで一気にこなれ感が出ます。赤いリップを塗って艶やかさをプラスオンするのもいいですね」。
カラフルなストールやファー小物、チェーンバッグなど、気軽に取り入れられるフェミニンなアイテムはさまざま。
カジュアルコーデの際は、どこかに女っぽさをワンポイント取り入れるのをお忘れなく!
総レースのワンピース、ペールカラーのモヘアニットといったガーリーなアイテムも、ボブ&ショートヘアの女性なら甘くなりすぎずに着こなせます。坂野さんも「大人の女性が避けがちなガーリーなデザインやカラーのアイテムは、髪の短い女性ならこなれ感や抜け感のあるスタイルに。これまで躊躇していた方にもぜひ試していただきたいです」とおすすめしています。
ショートヘアにはこなれ感と抜け感が出しやすいという、うれしい効果が。
これまで似合わないと思っていた服でも、案外さらりと着こなせてしまうかもしれません。
坂野さんがスタイリングしたEDIST. CLOSETの新作春アイテムコーデから、ショートヘアの人にぴったりの着こなしを紹介!
坂野さん曰く「基本的にはどんなスタイリングでもOK」なボブ&ショートヘアですが、中でもおすすめのコーデを選んでいただきました。
「鎖骨をきれいに見せてくれるボートネックを、デニム見えワイドパンツと合わせて。ラメ入りの素材&タイトなシルエットなので、休日のリラックススタイルと合わせてもレディな印象に。足元には爽やかな白スニーカーをチョイス!」
「かわいらしい印象のピンクのスカートも、ショートヘアの女性が合わせればほんのり色気のある雰囲気に仕上がります。ダークカラーのトップスで引き締めましょう」
「ワントーンのセットアップを、よりスタイリッシュに着こなせるのはショートヘアの強み。遊び心のあるアクセサリー、アクセントになるようなカラフルバッグを合わせて華やかさもプラス。通勤スタイルの格上げを図りましょう」
小難しいテクニックを使わず、ワンランク上のおしゃれを楽しめるのがボブやショートヘアのすばらしいところ。
NGな着こなしはありません!
これまで躊躇していたスタイルにもどんどん挑戦し、自身の新たな魅力を見つけてください。
Text:EDIST.+one編集部
※画像は全てEDIST. CLOSETより
取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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