EDIST. +one
ファッションやメディア業界に関わり早20年。ファッションレンタルサービス・EDIST. CLOSETでディレクターを務める長谷川がファッション情報を中心に今気になるヒトモノコトを”シェア”するコラム連載です。
今や私たちの日常に欠かせないブランドになっている国民的アパレルブランドといえば「ユニクロ」。
コスパの良さが最大の魅力ではありますが、あらゆる年齢層に合わせている商品ラインナップなので、大人の女性は物によってはちょっと子供っぽいかな?と感じる時や、逆に老けてみえてしまうものも。そこで、今回は、この冬大人の女性が買うべきユニクロアイテムについてクローズアップしていきます。
私は着まわし力が高い”ベーシックアイテム”をユニクロで見つけて、コーディネートの軸となるアイテムとして使うことが多いのですが、その際に選ぶポイントが3つあります。
POINT1 ボディラインを綺麗にカバーしてくれるかどうか
POINT2 チープに見えてしまう素材ではないか
POINT3 今っぽいディテール、シルエットやデザインになっているか
POINT3はアイテムによって変わってきますが、ベーシックアイテムこそ、ちょっとしたディテールで古い印象にもなるので要注意です。
これらのポイントを踏まえて、なんと5色買いをしてしまったこの冬のマストバイをご紹介していきます。
毎シーズン出ているエクストラファインメリノリブタートルネックセーターですが、実は今まではインナー用に白と黒を購入するのみで、メインアイテムとしては着用していませんでした。無難ではありましたが、1枚で着用するにはPOINT3の「今っぽいディテール、シルエットやデザイン」になっていなかったのです。
しかし! 今季は改良がされてまさに主役アイテムに!
<改良ポイント>
・タートル部分のたるみに余裕ができ、こなれたシルエットに
・袖が長くなってほどよくクシュクシュできるデザインに
・カラーバリエーションもまさに今、欲しい色ばかり
あくまでも、私個人からみたポイントなので、本当に改良されたのかわからないのですが、あきらかに先シーズンよりトレンド感を感じます。
ボーダータイプが2色、無地を3色、そしてシリーズは違いますが、まさにトレンドのオレンジをヒートテックシリーズで見つけたので、計6着を購入しました。
体型にもよりますが、少しゆとりのあるLサイズがおすすめです。
ユニクロのベーシックアイテム×ファッションレンタルアイテムでさらにコスパよく、着まわしを楽しんでいきます。
まずは人気で品薄となっているボーダータイプから。
シンプルコーデなのに、ボーダーが良いアクセントになってくれました。
このボーダーはレイヤードコーデのインナーとしてチラ見せさせたり、カーディガン感覚でショルダーに巻いたりと、小物感覚で使うこともおすすめ。
カラーボーダーver.は1枚でもインパクトがあるので、シンプルにデニムライクなパンツとコーデするだけでも決まります。マリンパンツデザインととくに好相性なので、春や秋はこれだけでスタイルが完成しますね。
ここからは綺麗色の無地シリーズでコーディネート。
パープルがかったブルーには、パープルのスカートで同系色トーンでまとめて。
スカーフとバッグで白を投入して、全体にメリハリをもたせました。
さらにアウターを白にして真冬の上品通勤スタイルに昇華。ダウンでもカジュアルになりすぎません。
さて、次は今回の中で、とくに今っぽさをおさえているカラーのオリーブを主役に。
ほかの綺麗色より主張しないのに、なんだかこなれた印象にしてくれる絶妙さ!
今シーズンのカラバリのなかで、個人的にも一番好きな色です。
ベージュ〜ブラウンコーディネートで季節感を高めて。落ち着いたカラーリングなのに、旬の雰囲気に仕上がります。
さて、もう1つははっきりとコントラストのあるスタイルをうみだしれくれるグリーンを使って、モードとコンサバの両方のムードが漂う上級おしゃれ見えコーデを。
スカーフを巻いただけですが、凛とした華やかさがプラスされます。春や秋はこのままでも完成しますが、冬はメンズライクなアウターをプラスすると一気に表情が変わります。
はっきり綺麗カラーをもう1つ。
こちらはトレンドのオレンジをヒートテックシームレスリブタートルネックTで見つけたので、思わずこちらも購入。エクストラファインメリノリブタートルネックセーターより薄手なので、インナーの差し色として使いやすいのです。
着膨れしにくいので、アウターを重ねても自然です。ヒートテックシリーズなので暖かさも優秀!
今回はユニクロで使えるベーシックアイテムを揃えて、トレンド感があるメインアイテムをレンタル展開中からチョイスしました。コスパ良く、驚くほどコーディネートの幅が広がるので気になるからをチェックしてみてくださいね。
私はユニクロのSALE のタイミングだったので、5着で1万円ほどで購入しました。エディストクローゼットが4着で約1万円の月額費なので、2万円で20コーデくらいが組める計算に!
今回はユニクロからもう1つ。
こちらは全色買いをした、Mame Kurogouchiとのコラボレーションアイテムのヒートテックニットタイツ(シアー)。
ヒートテックニットタイツシリーズの中で最も薄いそう。暖かさはしっかりあるのに、ほんのりとスタイリッシュなシアー感があるのです。7〜8,000円くらいはするようなインポートのタイツなどと遜色ないクオリティ。
今週はこの幸せをシェア!
取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
まだデータがありません。