卒園・卒業、入園・入学式に参加するママ必見！ セレモニースタイルのマナーとコーデ例

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3~4月は、卒園・卒業、入園・入学式のシーズン。子どもだけでなく、ママにとっても一生の思い出に残るハレの日です。そんな一大イベントだらこそ、きちんとマナーは守りつつも、セレモニーイベントならではの華やかなおしゃれを楽しみたいですよね。

とはいえ、非日常なスタイルなだけに、初参加のママも経験済みのママも、何を着たらいいの？と悩む人も少なくないはず。

今回は、そんなセレモニースタイルのマナーの基本から、お手本となるコーデ例、プラスで持っておきたいアイテムまでまとめてご紹介します。

 

 

セレモニースタイルのマナーって？

1：服装は“セミフォーマル”が基本

セレモニーシーンの“基本のキ”ともいえる服装のマナーが、セミフォーマル（準礼装）であること。フォーマル（正礼装）の次に格式が高いドレスコードで、学校行事ではセレモニースーツやきちんと感のあるワンピースが一般的です。

2：主役は子ども！　ママは控えめな華やぎを

卒園・卒業、入園・入学式の主役はあくまで子どもたちです。そのため、トゥーマッチな装飾や派手すぎる色使いは避けるのが正解。悪目立ちするような華美さは避けて、誰にでも好印象を与える上品な華やぎを意識しましょう。

3：色はベーシックカラーを選ぶ

スーツやワンピースの色は、ブラックやネイビーやグレー、ベージュなどの上品なベーシックカラーがおすすめです。ただし、卒園式・卒業式と入園式・入学式ではやや趣が異なります。

新たな旅立ちへのお祝いや、お世話になった先生方へ感謝の気持ちを込める卒園式・卒業式は厳かな面もあるため、シックなダークカラーが◎。ブラックやネイビー、グレーが基本ですが、ともすると暗く重たい印象になってしまうこともあるため、小物には華を添えてくれる明るい色を選ぶよう意識しましょう。特にブラックは、全身を暗い色にしてしまうと喪をイメージさせてしまうため要注意です！

一方、あたたかな春に催され、新たな出会いの場でもある入園式・入学式では、清楚で好印象を与えるライトグレーやアイボリー、ベージュといった明るい色がGOOD。許される園風・校風であれば知的なライトブルーや、女性らしいペールピンクといったパステルカラーに挑戦してみても。

 

私立の園や学校によっては独自のルールが存在する場合もあるため、先輩ママや先生方から服装のマナーについて話を聞くなど、事前にリサーチしておくとより安心です。

 

 

ママのセレモニーコーデ【スーツ編】

1：リュクスな雰囲気をまとえるワンピーススーツで差がつくクラス感

 

ライトベージュのスーツセットはツイード生地にゴールドの糸が織り込まれており、着るだけで品のあるリュクス感。また、やさしい色味に調節したパープルのパイピングも他と差をつけるポイントに。ワンピースはハイウエストでシェイプされたシルエットで、自然とスタイルアップできるのもうれしいところ。小物はブラックで統一して表情をキリッと引き締めて。

 

 

2：ウエストのディテールで定番をモードにアップデート

 

ネイビーのスーツは学校行事の定番だけれど、ウエストベルトが効いたモードな表情のおかげで一歩先行くスタイルに。細見え効果をねらった腰位置高めの設定で、美スタイルを叶えてくれます。インナーは大人なくすみピンクのブラウスを選んで、パンツスタイルのマニッシュさを中和。さらに上品に艶めくパールネックレスをプラスして、顔まわりを華やかに見せて。

 

 

3：好印象確実のライトグレースーツは“初めまして”のシーンに最適！

 

入園・入学式にぴったりなのが、知的かつ清潔感のあるライトグレーのスカートスーツ。すっきりとしたノーカラーのデザインなので、合わせるインナー次第で様々な印象チェンジが楽しめる1着です。例えば、白シャツであればよりクリーンに、色のトーンと素材感の異なるグレーのブラウスであれば洗練されたワントーンスタイルが叶います。

 

4：セットでのワントーンも単品使いも◎。鉄板ネイビーなら着回し力抜群！

 

ネイビーのワントーンスタイルが即座に決まる、ジャケット、ブラウス、パンツの3点セット。ウエストにはアクセントとなる細ベルトをプラスして、スタイルのメリハリUPをねらって。足元はヌーディなベージュのパンプスにすることで、ほんのり色っぽさのある抜け感が生まれます。それぞれ単品使いするで仕事やプライベートにも着回せるので、1着あればシーンレスに活躍してくれること間違いなし！

 

 

5：ベーシックなハンサムスーツセットは小物アレンジで存在感を引き立てて

 

ハンサム派の人には、マニッシュなテーラードジャケットとテーパードパンツのスーツがおすすめ。女性のボディラインをきれいに見せる計算されたシルエットで作られているため、どんなシーンでも美しい立ち姿に。また、ベーシックなデザインのため、小物の存在感も引き立ちます。首元には存在感のあるスカーフを巻いて、セレモニーシーンにぴったりな華を添えて。バッグは型押し素材でリッチ感を。

 

 

 

ママのセレモニーコーデ【ワンピース編】

1：フェミニンなワンピースは、マニッシュさを加味してセレモニー仕様に

 

定番のネイビーよりも1枚で華やかさを演出できるのが、こちらのウエストマークブルーワンピース。リボンベルトを結ぶことででフィット&フレアのシルエットが作られ、女性らしいメリハリのあるスタイルへと導きます。マニッシュなジャケットを羽織り、小物にはかっちりとしたバッグ選ぶことでフェミニンさが中和され、よりセレモニーシーンにふさわしい表情に。

 

2：足元のグラデーションでワンピーススタイルに奥行きを

まだ肌寒い日もある卒園・卒業式には、中に防寒用インナーを着込んでももたつきにくい、体を締め付けすぎない程よくゆとりのあるシルエットのワンピースがおすすめ。タイツは同トーンのグレーでつないで足元をブラックで締めると、グレデーションの効果によりワンピーススタイルに奥行きが出ます。さらにジャケットとレイヤーどして、きちんと感をプラスして。

 

3：王道のネイビーワンピースは、Dカンベルトがさりげない脱地味ポイント

 

王道のクラシカルな雰囲気をまとうなら、やっぱりネイビーのワンピースがお約束。定番なだけに、ともすると地味にまとまりがちなネイビーワンピースですが、Dカンベルトが真面目さをキープしつつも洒落見えするアクセントに。体型に合わせてウエストも調整ができる好ディテールとなってくれています。顔まわりには華奢なデザインのネックレスやピアス・イヤリングで上品な煌めきを加味すると◎。

セレモニースタイルをセンスアップ！　持っておきたい小物6選

ここでは、コーディネートにプラスすることでさらにワンランク上のセレモニースタイルを叶えてくれるアウターやアクセサリーをご紹介します。

 

1：どんなコーディネートにもマッチする端正なネイビートレンチ

 

無駄のない端正なシルエットのネイビートレンチは、羽織るだけできちんと感が引き立つ頼れる1着。どんなコーディネートにもマッチしてくれるので、セレモニーシーンから通勤、デイリーのカジュアルまでフレキシブルに活躍してくれます。

 

 

2：ニュアンスカラースーツやフェミニンなワンピースの引き締め役に

ミニマルなデザインのブラックノーカラーコートは、ニュアンシーなベージュやグレーのスーツ、またはフェミニンなワンピーススタイルの引き締め役として◎。モード感のあるオーバーサイズのため、定番のセレモニースタイルを今っぽくアップデートしてくれます。

 

3：シンプルなセレモニースタイルに遊び心をひとさじ

 

程よいサイズ感に、つや消しメタルの控えめな光沢がエレガントな装いにも馴染んでくれるピアス。耳元に花が咲いたようなデザインは、シンプルなスーツやワンピースのスタイルにさりげない遊び心を添えてくれます。

 

4：さりげなくても上品に装いをアップデートしてくれる名脇役

 

細かくカットされたボールチェーンの華奢で繊細なきらめきが、セレモニースタイルをさりげなく洗練された印象へと導くネックレス。どんなコーディネートにも溶け込んでくれるため、オンオフ問わず気軽にプラスできるアイテムです。

 

5：モード感とラグジュアリー感のある表情はコンサバスタイルとも好相性◎。

クロコ模様の型押し素材でラグジュアリー感のあるボストンバッグ。パズルを組み合わせたようなユニークなスクエアフォルムは、コンサバに落ち着きがちなセレモニースタイルをほんのりモードに見せてくれるアクセントにもなってくれます。

 

6：クラフト感のあるディテールで“真面目すぎない”きちんとバッグ

 

きちんと感のあるかっちりシルエットにかがりデザインがアクセントとなったトートバッグ。シボ感のあるエコレザー素材でコーディネートにリッチ感も与えてくれます。必需品がしっかりと収納できるサイズ感も魅力。

 

もう悩まない！　セレモニースタイルはオールシーズン“レンタル”が賢い選択

セレモニー服は活躍の場が限られているにもかかわらず、一式揃えると意外とコストがかかるもの。それに、忙しいママであればショッピングへ出かける時間を確保するのも難しいという人もいるのでは？

だからこそ、セレモニーシーンの服は時間もお金も節約できる“レンタル”で乗り切るのがおすすめ！　ファッションレンタルサービス「EDIST. CLOSET」のワンタイムレンタルであれば、園・学校行事から結婚式の二次会、ブラックフォーマルまで、幅広いフォーマルシーンに対応してくれるアイテムを3泊4日から気軽にレンタルすることができます。気に入れば、そのまま買取もOK！

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取材・文／EDIST. +one編集部

画像出典：EDIST. CLOSET