【顔タイプ診断】クールカジュアルさんの特徴やおすすめファッションを紹介

この服いいな、と思って買ってはみたものの、いまいち自分に似合っていなかったという体験をしたことがある人は多いでしょう。そもそもファッションには、このタイプの顔の人には合うけれど、このタイプの顔の人には合わないという相性が存在します。
今回は、その中からクールカジュアルという顔タイプの人にピッタリなファッションを紹介していきます。

顔タイプ診断とは

まず、顔タイプ診断とは何かを見ていきましょう。人の顔は千差万別です。人それぞれ他人とはどこか違った顔をしているものです。
私たちはあの人は可愛い系の顔で、この人はかっこいい系の顔という風に、なんとなくそれぞれの顔のタイプ分けしながら見ていることもあるでしょう。こういったそれぞれの人の顔をより詳細に分類しようという試みが顔タイプ診断です。
顔タイプは8種類存在します。可愛い女性のことを指すキュート、少し活発な感じの女性を指すアクティブキュート、高貴な感じの女性を指すエレガントなどは、なんとなく顔の特徴を思い浮かべられる人も多いでしょう。そのほか、クールやソフトエレガント、フェミニンやフレッシュなどといったタイプが存在します。
こうした顔タイプ診断の中で、少々わかりづらいものにクールカジュアルというタイプがあります。顔タイプ診断が何かわかったところで、次はこのクールカジュアルについて詳しく説明していきましょう。

 

顔タイプ「クールカジュアル」の特徴

クールカジュアルについて見ていく前に、そもそも顔タイプ診断はどういった基準を採用しているのかを見ていかなくてはいけません。顔タイプ診断は2つの評価基準を採用しています。
まずは童顔か大人っぽいかです。この人は幼い顔立ちをしている、この人は大人っぽい顔立ちだ、といった判断は私たちもよく行っているでしょう。
次に、顔タイプ診断では顔のパーツが直線的か曲線的かで評価が決まります。たとえば、顔の輪郭が丸いか、それともシャープかで人の顔をタイプ分けされるのです。一例を挙げれば、顔タイプ診断において直線的で大人っぽい顔立ちをしている人はクールと分類されます。これは私たちの漠然とした認識とも合致するでしょう。顔立ちがスッキリとしていて、人よりも大人びた顔立ちの人にはクールな印象を覚えるはずです。
では、クールカジュアルはこの診断ではどのように評価されているのでしょうか。

■顔のパーツの特徴

まずは顔のパーツが直線的か曲線的か、という基準に照らし合わせて見ていきましょう。直線的な顔立ちをしている人こそクールカジュアルに当てはまります。この点はクールのタイプと同じです。顔の掘りが薄かったり、頬の肉が少なかったりすると、なおのことクールカジュアルとみなされやすいでしょう。また、顔の大きさが人よりも小さい場合にもクールカジュアルと診断されやすいです。

■雰囲気・印象の特徴

次に、童顔か大人っぽいかという基準を見ていきましょう。童顔で幼い雰囲気を醸し出している人はクールカジュアルと診断されやすいです。この点はクールのタイプとは異なっています。
たとえば、目が大きかったり、唇が小さかったりする人は幼い印象を与えがちです。場合によっては、童顔と言われるとがっかりしてしまう人もいるかもしれません。もっとも、そういった童顔をあえて武器にするという戦略もとれるのがクールカジュアルの長所でもあります。
顔の輪郭は全体的にスッキリと整っているのに、一つひとつのパーツを見るとどこか子供っぽい印象を覚えるというギャップのある顔立ちをしているのがクールカジュアルの特徴と言えるでしょう。
そのほか、男性的な顔立ちをしている人もクールカジュアルとして診断されやすいです。鼻が高かったり、口が横に広かったりするとボーイッシュな印象を受けやすいですが、ここに直線的な顔立ちが加わるとクールカジュアルとされます。

■顔タイプ「クールカジュアル」の芸能人

ここまで、クールカジュアルの特徴について見てきました。とはいえ、このようにおおまかな特徴だけを説明されてもいまいちピンとこないという人もいるのではないでしょうか。そこでここからは、芸能人を例に挙げながら、クールカジュアルとはどんな人のことを言うのかを見ていきましょう。
まずはNMB48でエースとして活躍し続けていた山本彩さんが挙げられます。山本さんはアイドルにもかかわらずギターを弾いたり、作曲をしたり、といった具合に幅広い活動をしていたことで知られています。そういったアイドルらしからぬ活動をしていても違和感を抱かせなかったのは、彼女がクールで直線的な顔立ちをしていることが挙げられるでしょう。山本さんは顎のラインがシャープであり、全体の顔のパーツも中央に集まっていて直線的です。とはいえ、目が大きかったり、鼻が小さかったり、といった具合に一つひとつのパーツは幼い雰囲気を醸し出しています。クールなのにどこか親しみやすいという印象こそが、彼女の人気の秘訣だったと言えるかもしれません。
そのほか、クールカジュアルな顔をしている芸能人として、剛力彩芽さんが挙げられるでしょう。デビューからショートヘアを持ち味に活躍していた剛力さんですが、なぜ彼女がそんな髪型を選んでいたかといえば、整った輪郭を強調しようという戦略があったのかもしれません。一方で、剛力さんは口が大きかったり、鼻筋が整っていたり、といった具合にボーイッシュな印象がある人でもあります。

 

顔タイプ「クールカジュアル」に似合う色や髪型は?

クールカジュアルがどういう顔を指すのか、といったことは、ここまでの説明で一通り理解できたのではないでしょうか。なかには自分はクールカジュアルなのかもしれない、と自分なりに診断した方もいるはずです。もっとも、それはわかったけれど、じゃあどういうファッションをすればいいのかわからない、と途方に暮れてしまった方もいるのではないでしょうか。特に、今までファッションについて試行錯誤してきた人にとっては、自分の顔にどんなコーディネートが似合うのかは何よりも気になるポイントです。
そこで、ここからはどういったファッションがクールカジュアルに似合うかどうかを研究していきましょう。

※画像はイメージで、モデルの顔タイプが「クール」に該当するわけではありません。

■似合うテイスト

まずはファッションの全体的なコンセプトを決めるうえで大切なテイストについて考えていきます。自分に合ったテイストを探していくうえで大切なのは、自分のタイプと対極にあるテイストは何かを調べることです。
直線的で子供っぽい顔立ちなクールカジュアルの対極にあるのは、曲線的で大人っぽい顔立ちのフェミニンです。フェミニンな顔立ちの人に似合うのは、女性らしさを全開にしたフェミニンなテイストでしょう。特に体のラインが出にくいふんわりとしたワンピースやロングスカートがフェミニンな人には似合うはずです。

一方で、クールカジュアルな顔立ちの人には残念ながらこういったテイストが似合いにくい可能性が否めません。そうではなく、ボーイッシュだったりカジュアルだったりといった、肩ひじ張らないテイストこそがクールカジュアルには似合うでしょう。もちろん、少し背伸びをしてクールなテイストで決めてみることや、あえてボーイッシュらしさを押し出したアクティブなテイストにしてみるのも◎です。

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■似合う色

ファッションのテイストを決めた後はどんな色が似合うのかを探求していきましょう。とはいえ、日々のファッションを選ぶ際に、自分にはどんな色が似合っているのかわからないと悩んでいる方も多いはずです。ここでも、フェミニンな顔立ちをした人にはどんな色が似合うのか、と考えることで、逆説的にクールカジュアルな人に似合う色が導き出されやすいです。
フェミニンな人に似合いやすいのは、ピンクやオレンジなどといった暖色系の色でしょう。こういった色を選ぶことで、周囲の人に柔らかな印象を与えやすいです。
反対に、クールカジュアルの人がこういった色を選ぶと違和感を感じてしまいかねません。そのため、暖色系ではなく、寒色系の色を選んだほうが良いでしょう。青やグレーなどはクールカジュアルに似合いやすい色です。少し変化を加えたい時は水色や黄色などを取り入れるといいでしょう。

 

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■似合う髪型

次は髪型について見ていきます。髪型は顔の印象を大きく左右しやすいです。似合っている髪型なら顔の魅力は最大限に活かされるでしょう。逆に髪型が似合っていないと、せっかく顔立ちが良くても台無しになってしまいかねません。
クールカジュアルな人に似合っている髪型として、ショートボブが挙げられます。ボブカットは顔のラインを強調しやすい髪型ですが、顔の輪郭が直線的なクールカジュアルならば似合うこと間違いなしでしょう。
髪の色も金や茶などに染めるのではなく、黒のままにするのをおすすめします。肌の白い人ほど髪の毛と顔のラインがはっきりとしやすいので、なおさら黒髪にこだわったほうが良いでしょう。
もっとも、いきなりショートカットにするのは勇気がいるという人もいるはずでです。そういった方にはパーマをかけたロングヘアをおすすめします。ストレートにするとせっかくの顔のラインの良さが目立ちにくいです。それよりも、髪をふんわりとさせることで顔の輪郭を強調させたほうが良いでしょう。

■似合うメイク

髪型やテイストの方針が決まった後はメイクにも気を遣いましょう。自分の顔に自信がない人でも、少しメイクをするだけで相手に与える印象が変わってきます。
といっても、クールカジュアルな顔立ちの方はそこまで入れ込んでメイクをする必要はありません。もともと目が大きかったり、鼻筋が通っていたりするのはそれだけで十分な武器です。素材の良さを活かしたメイクを心がけましょう。
たとえば、口紅の色を薄いピンクにするだけでもクールカジュアルな人の顔は十分に引き立ちます。逆に、可愛く仕上げようと心がけすぎて、あの手この手でメイクをしてしまうと逆効果になってしまいかねません。たとえば、まつ毛をつけまつ毛でトゥーマッチに盛ってしまったり、チークを濃く塗りすぎると、顔とメイクがアンバランスになってしまいます。

 

顔タイプ「クールカジュアル」に似合うおすすめコーデを紹介

最後に、クールカジュアルな顔立ちの人が取り入れるべきコーデについて紹介していきましょう。クールカジュアルな方はスカートよりもパンツスタイルのほうが似合うことが多いです。体のスタイルによってはタイトなパンツなども穿きこなせます。


もっとも、中には自分の顔タイプがクールカジュアルなのはわかっているけれど、スカートを穿きたいという方もいるでしょう。そういう方は、タイトなロングスカートを選ぶのをおすすめします。トップスは、ボトムスと違って少しゆったりとした服装を選ぶと、ギャップのあるコーデを演出できます。ややオーバーサイズのパーカーやTシャツなどを着るのもおすすめです。

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これらとは反対に、女性らしさを打ち出したファッションはクールカジュアルな方にはあまり似合いません。

まとめ

ファッション誌などには流行りのコーデやファッションがたくさん掲載されています。それらを読んで自分もこういったコーデを取り入れたい、と考えたことがある人は多いでしょう。
もっとも、流行しているファッションがすべての人に合うわけではありません。自分の顔のタイプや体型をしっかりと分析してこそピッタリなファッションを見分けることができます。皆さんもぜひ一度顔タイプ診断を試してみたうえでファッション選びに役立ててみてください。



取材・文/EDIST. +one編集部

画像出典:EDIST. CLOSET

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