似合うジャケット選びのポイント・おすすめコーデを紹介

羽織るだけできちんした印象を与えてくれるジャケットは、ビジネスやフォーマルの場では定番のアイテムです。お仕事で毎日ジャケットを活用しているという人も多いかもしれません。ジャケットの素材やカラーによっては、カジュアルな着こなしも可能です。せっかくジャケットを着るならば、自分に似合うデザインを選んで、おしゃれに着こなしたいところです。
本記事では、ジャケットの選び方やトレンドのジャケットなどを紹介していきます。また、ジャケットのおすすめのコーデ例も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

ジャケットの選び方

一口にジャケットといっても、テーラードジャケット、ミリタリージャケット、ライダースジャケット、シングルブレストジャケット、デニムジャケットなど様々な種類があります。このように、キレイめからカジュアルまでバリエーションが豊富なので、自分に似合うジャケットの選び方がわからないという方もいるかもしれません。
ジャケット選びで迷った時には、まずは「襟の形」、「サイズ感」、「色」、「素材」をチェックしてみると良いでしょう。この4つのポイントを押さえておけば、ジャケット初心者でも自分に似合うものが見つかりやすくなるはずです。
ここでは、この4つのジャケット選びのポイントを詳しく紹介します。

 

襟付き・襟なし(ノーカラー)どちらを選ぶ?

ジャケットは、大まかに分けると、「襟付きタイプ」と「襟なしタイプ」があります。襟付きジャケットは、テーラードジャケットやシングルブレストジャケットなどが該当します。ジャケットというと、この襟付きタイプをイメージされる方も多いかもしれません。襟付きのジャケットはきちんと感が出しやすいのがメリットです。
襟なしのジャケットは、「ノーカラージャケット」とも呼ばれています。襟が付いていないことでカジュアルダウンしやすく、首周りをすっきり見せる効果があります。

まずは、「襟付きタイプ」と「襟なしタイプ」のどちらのジャケットにするのかを決めてみると良いでしょう。どちらにしたらいいかわからなくなったら、自分の肩のラインをチェックしてみてください。
いかり肩の人は、ジャケットスタイルがよく似合う体型です。「襟付きタイプ」と「襟なしタイプ」のどちらを選んでも違和感なく着こなせます。
襟付きジャケットを着用する際には、襟がV字ラインになっているのがおすすめです。視線が中央に集まりやすくなるので、いかり肩を気にせずにおしゃれが楽しめることでしょう。どうしても肩のラインが気になるときには、肩パッドなしのジャケットを選んでみると良いかもしれません。
なで肩の人が襟付きのジャケットを選ぶ際には、小さな襟のものを選ぶといいでしょう。襟なしのジャケットの場合は、丸襟の形を選ぶと、女性らしくてエレガントな印象を与えやすくなります。

 

オーバーサイズ or ジャストサイズ? サイズも確認しよう

ジャケットを選ぶ際には、サイズもよく確認しておきましょう。自分の体型、着用シーン、合わせるインナーなどを考慮したうえ、最適なサイズを選ぶと良いでしょう。
身体にピッタリと合ったジャケットは、きちんとした印象を与えます。ビジネスシーンやフォーマルシーンなどで着用するジャケットは、ジャストサイズのものを選んでおけば間違いはありません。ジャストサイズのジャケットは、スタイルをよく見せてくれる効果もあります。試着したときに、肩のラインをちょっとつまんでみて、1cmくらいのゆとりのあるサイズを選んでおくと良いでしょう。
上半身をすっきり見せたいのであれば、コンパクトなサイズ感のジャケットがおすすめです。ウエストがシェイプされているシルエット、袖回りがタイトなシルエットのジャケットを選んでおけば、細見え効果が期待できます。
旬の丈が短いデザインを選べば、脚を長く見せることができるうえにトレンドど真ん中なスタイルに。
セーターやトレーナーなどの厚手のインナーを合わせたい場合には、少しゆったりしたサイズのジャケットがおすすめです。ここ数年は、オーバーサイズのジャケットをゆるく着こなすのがトレンドとなっていますので、今どきのこなれた感じが出しやすいでしょう。

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なりたい雰囲気に合わせた色を選ぼう

ジャケットにはさまざまな色がありますので、自分のなりたいイメージに合わせて色を選んでみると良いでしょう。
最初の1枚のジャケットは、ブラック、ネイビー、グレー、ベージュなどの定番色の中から選んでみるのがおすすめです。これらの定番カラーのジャケットは、オンオフを問わず着用しやすいというメリットがあります。定番色を選んでおけば、幅広い着こなしが楽しめることでしょう。
爽やかな印象や清潔な印象を与えたいのであれば、ホワイトやアイボリーなどのジャケットがおすすめです。
カジュアルな雰囲気を出したいのであれば、カーキ、ベージュ、ブラウンなどの色がいいでしょう。
女性らしさや可愛らしさを出したい時には、パステル系の淡い色のジャケットを選んでみることをおすすめします。

季節に合わせた素材を選ぼう

ジャケットによく用いられる素材は、コットン、リネン、ポリエステル、ツイード、フランネル、ウールなどさまざまです。シーズンごとに、着用する季節の気温に合った素材のジャケットを選んでおくといいでしょう。
コットンは、吸水性や通気性に優れた天然素材です。肌触りも良いので、季節を問わずに快適に着用できます。春から秋にかけての季節には、少し薄手のコットン素材のジャケットを選ぶと軽やかに着こなせるでしょう。
中綿入りのコットンキルティングジャケットを選べば真冬でも温かく過ごせます。
リネンは、蒸し暑い季節にうってつけの素材です。通気性や発散性に優れていますので、汗をたくさんかく季節でも快適に過ごせるでしょう。
肌寒い季節には、保温性の高いフランネル、ツイード、ウール、コーデュロイなどの素材がおすすめです。エレガントなおしゃれを楽しみたい時には、美しい光沢感が出るベロア素材のジャケットを選んでみるのも良いかもしれません。

最初に手に入れるべき! おすすめジャケット3選

ジャケットを購入する際、、まず持っておきたいのは、ジャケットの定番である「テーラードジャケット」、「ノーカラージャケット」、「シングルブレストジャケット」のいづれかです。
これらのジャケットの特徴を紹介します。

 

 

ジャケット①テーラードジャケット

テーラードジャケットの「Tailored」(テーラード)は、「仕立てのきちんとした」、「おあつらえ向き」のなどを意味する英語です。その言葉の通り、スーツのようにしっかりと仕立てられたジャケットのことをテーラードジャケットと呼んでいます。
テーラードジャケットは、パンツやスカートとセットになったスーツ用のジャケットよりも、丈が短いデザインが多いのが特徴です。デニムなどに合わせて、カジュアルな着こなしも楽しめます。定番人気のジャケットなので、オンオフを問わずに使いやすいでしょう。

 

ジャケット②ノーカラージャケット

ノーカラージャケットは、襟が付いていないジャケットのことで、女性向けのジャケットでよく見かけるデザインです。Vネックノーカラージャケット、丸首ノーカラージャケットなどの種類があります。
Vネックノーカラージャケットは、テーラードジャケットから襟を取り除いたような形となっているのが特徴です。胸元がV字のラインになっているため、首周りをすっきりと見せることができます。スタイリッシュな印象もありますので、ビジネスシーンでも取り入れやすいでしょう。
丸首ノーカラージャケットは、首回りが丸いシルエットになっているのが特徴です。スカートに合わせるとエレガントな雰囲気になりますし、パンツを合わせても女性らしさを残した着こなしが可能です。
ビジネスカジュアルの職場、冠婚葬祭などの場でも着用しやすいでしょう。

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ジャケット③シングルブレストジャケット

シングルブレストジャケットは、フロントのボタンが1列に配置されているのが特徴です。胸元のVラインが深めとなっているので、シャツやブラウスなど様々なインナーと合わせたレイヤードが楽しめます。シンプルなデザインなので着回し力も高く、オフスタイル、オンスタイルのどちらに取り入れやすいジャケットです。

ジャケットのおすすめのコーデ

最後に、ジャケットのおすすめコーデを紹介します。
大人っぽいコーデにしたい時には、ブラックやネイビーなどのダークトーンのテーラードジャケットがおすすめです。ボトムスの色もジャケットと同じにすれば、セットアップ感覚で着こなせるでしょう。
全体が重くなりすぎるのを避けたい時には、ベージュやホワイトなどの明るめの配色アクセントが入ったものがおすすめです。


ジーンズやカーゴパンツなどを合わせて、あえてカジュアルダウンしてみるのもおすすめです。爽やかなライトブルーのノーカラージャケットにピンク色のブラウスを合わせれば、キレイめで華やかな印象になります。顔回りや胸元が寂しいと感じる時には、大振りピアスやネックレスといったアクセサリーをプラスしてみるといいでしょう。

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取材・文/EDIST. +one編集部

画像出典:EDIST. CLOSET

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