ジーンズロールアップのやり方は? オシャレに見せるコツとおすすめコーデを紹介

ーあなたに似合う服をコーディネートごとセットでレンタルできる「EDIST. CLOSET(エディストクローゼット」が毎日のファッションに役立つ”プラスワン”なライフハックを発信!ー

デニムスタイルをこなれて見せるテクニックのひとつにロールアップ(=デニムの裾を巻き上げる)があります。デザインとして、あらかじめロールアップされて販売されているものもありますが、手持ちのデニムをロールアップする方や、ロールアップすることを前提にデニムを購入するという方も少なくありません。
一方で、ちょうどいいロールアップのバランスがわからないという方や、ロールアップは上級者でないと難しそうという理由でチャレンジできずにいる方もいるのではないでしょうか。この記事では、デニムのロールアップのやり方や、オシャレに見せるコツとおすすめコーデをご紹介します。

ロールアップをこなれて見せるコツは?

デニムのロールアップは、脚の長さに合わせて丈感を調整するために行っていると思っている方もいませんか? 一方、ロールアップをデニムの着こなし方のひとつだと理解している方の中には、ロールアップはオシャレ上級者やデニムにこだわりがある人でないと難しいと思っている人もいるでしょう。
確かに、ロールアップはバランスが悪いと、脚が短く見えたり、太く見えたり、ダサく見えてしまうこともあります。
オシャレに見せるコツは、ロールアップする幅を考えること、デニムのスタイルに合わせたロールアップを行うこと、そしてトップスおよびシューズとの組み合わせを考えることです。
以下から、より詳しく解説していきます。

服装に合わせてロールアップの幅を使いこなそう

ロールアップをオシャレに見せるコツは、服装に合わせてロールアップの幅を使いこなすことです。
ロールアップは、購入したデニムが長いから調整する、その日の気分で適当に折り曲げるのではなく、全体のコーデを考えてバランスを図ることが大切です。
ロールアップを使いこなすために、大きく3つのやり方を覚えましょう。その3つのやり方とは、細め、標準的、太めです。
服装やコーデに合わせてロールアップの幅を使いこなせるようになれば、あなたもデニムをよりオシャレに穿きこなせる上級者へとランクアップできるでしょう。

 

細めのロールアップ

細めのロールアップは2cm前後、親指1本分を基準に折るのがポイントです。スタンダートタイプのストレートデニムでもいいですが、スキニーなど裾にかけて細くなっているデニムや細身のデニムのほうがよりマッチします。
細めのロールアップは足首をきれいに見せてくれ、脚がほっそり長く見える効果も期待できます。足首を出すコーデでオシャレに見せるコツは、3点バランスを意識することです。コーディネートで首元、手首、足首の3つの首を見せることを意識すると、ほっそりと華奢な印象に見せることが可能です。
Vネックやクルーネックで首元を見せ、さらに七分といった手首を見せられるトップスを合わせてみましょう。
細さが強調するために、3首のいづれかれかに細いチェーンのネックレス、ブレスレット、もしくはアンクレットをつけるのもおすすめです。小物使いのプラスで、デニムのロールアップスタイルがより洗練されて見えます。
足首が強調されるので、足首を隠さないミュールやサンダルなど抜け感のあるシューズも似合います。夏場なら素足で、少し派手なカラーのペディキュアをすると、よりこなれて見せられるでしょう。

 

標準的なロールアップ

標準的なロールアップは3~4cmほど、指2本分くらいの幅が目安です。デニムの種類としては、こちらも標準的なストレートデニムとの相性がいいです。標準的なロールアップは、初めての方でも挑戦しやすい方法といえます。
脚の太さが気になり、スキニーデニムは穿かない方も、標準的なロールアップはストレートデニムとの相性がいいのでチャレンジしやすいでしょう。
標準的なロールアップは、デニムの裾に厚みと幅が出ることで足首をほっそり見せてくれる視覚効果が期待できます。
トップスはウエストインのスタイルだけでなく、長すぎない丈のチュニックを出すのも好バランスです。トップスをウエストインする場合には、少し長めのアウターを合わせてレイヤードスタイルを楽しむのもおすすめです。

 

太めのロールアップ

太めのロールアップは4cm以上、特に幅の指定はありませんが、大胆に上げたほうが存在感があります。身長や脚の長さに応じて、野暮ったく見えないバランスの良い幅を模索しましょう。太めのロールアップは、幅広なワイドジーンズやウエスト位置が高いハイライドジーンズと相性がいいです。スキニージーンズでは太めにロールアップすること自体が難しく、見た目も良くありません。
太めのロールアップは、カジュアルで緩い印象を与えます。ロールアップをして靴下が見えてしまうとバランスが崩れてダサ見えしてしまうこともあります。
そのためシューズをはくさいは、素足、もしくはシューズから見えないスニーカー用ソックスを履いて靴下が見えないようにするのがポイントです。素足が苦手な方は、パンプスでも履いているのがわからない足カバーソックスを履くといいでしょう。
服装の合わせ方は、ウエストインまたは短めのスッキリしたトップスがバランスよく決まります。

おすすめのロールアップコーデ【春夏】

ロールアップの幅の使いこなし方をマスターしたところで、シーズンごとのおすすめのロールアップコーデを見ていきましょう。

春は気温がだんだん上がっていく季節なので、気温や増していく日差しに合わせてコーデを楽しみましょう。まだ肌寒い3月~4月の上旬なら、ワイドデニムを太めのロールアップにし、足カバーソックスなどを履いたうえでパンプスを履くか、ショートソックスにスニーカーを合わせます。服装はタートルネックのトップスをインし、スプリングコートかロングカーディガンを合わせましょう。

暖かさが増してきたら、ストレートデニムを標準的なロールアップにし、やや短めの丈のカーディガンとトップスのアンサンブルを合わせます。シューズはパンプスで女性らしいきれいめスタイルを目指しましょう。

さらに、暖かくなってきたら、スキニーデニムを細めのロールアップにし、トップスはふんわりとしたフェミニンなブラウスを合わせます。袖丈は、七分程度にして、ブレスレットを着けて手首を強調するのもオシャレです。

夏は暑い季節なので、見た目に涼やかさや爽やかさが欲しいです。そのため、細めのロールアップが似合います。細めのロールアップで足首を見せ、トップスはVネックか丸襟のノースリーブを合わせましょう。華奢なデザインのミュールやサンダルと合わせると好きバランスな印象に。

暑い夏は重ね着などをせず、カジュアルテイストで過ごしたい方も多いと思います。そんな時は、潔く標準的なロールアップのデニムに白のTシャツを合わせるだけでも◎。素足に黒のサンダルを合わせればモードな印象を与え、赤やイエローといった差し色を足元に取り入れると、より個性的で洗練された印象を与えてくれます。

おすすめのロールアップコーデ【秋冬】

肌寒さを感じるようになる秋は、細めのロールアップデニムにTシャツやタートルネックセーターを合わせ、アウターとしてカーディガンを合わせます。足元は足カバーソックスにパンプスを履いたうえで、キャップやハット、ビーニーなど好みの帽子を合わせましょう。細めのロールアップでスッキリした印象の足元と、帽子のバランスがマッチします。

太めのロールアップデニムにも帽子はおすすめの小物のひとつです。足元が重く見えがちな太めのロールアップですが、帽子をかぶって上半身に目線を上げることで、全体のまとまりが良くなります。ロングカーディガンにスニーカーを合わせるか、ショートブーツを合わせましょう。ただし、ショートブーツは編み上げのレースアップではなく、内側ファスナーかそのまま脱ぎ着できるシンプルデザインのものがおすすめです。

標準的なロールアップデニムには、タートルネックのセーターまたはブラウスを合わせ、トラッドなムードを演出できるチェック柄のジャケットを合わせましょう。ジャケットはマニッシュな印象なので、足元は女性らしくパンプスにするとGOOD。

寒い冬のおすすめロールアップコーデは、標準的なロールアップと太めのロールアップが似合います。標準的なロールアップデニムに、タートルネックのトップス、暖かいボア素材や厚手のウールのセーターやカーディガンを合わせましょう。シューズは、スニーカーやショートブーツがマッチします。

太めのロールアップにも、暖かい素材のセーターやカーディガンを合わせるか、厚手のウールのコートを合わせましょう。冬の太めのロールアップデニムには、スエードのショートブーツを合わせると暖かくてシーズンムードもUPします。

 

まとめ

デニムのロールアップは上級者のテクニックにも思えますが、やり方を覚えれば誰でもチャレンジできます。手持ちデニムの着こなしを刷新したい方にもおすすめです。誰もが持っているアイテムだからこそ、差がつくロールアップで一歩差がつくおしゃれを楽しみましょう!



取材・文/EDIST. +one編集部

画像出典:EDIST. CLOSET

FEATURED

OTHER

TAG