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猛暑が続いていますが、、晴れた日だけでなく、曇りや雨の日でも紫外線の影響はあるので油断大敵!
太陽の光を直接浴びすぎてしまうと、太陽光に含まれる紫外線から肌を守ろうとメラニン色素が体内で作られ、日焼け、シミの原因になってしまいます。
紫外線は、カルシウム吸収を助けるビタミンD生成に一役買っているなど、デメリットばかりではありませんが、大人の女性としては日焼けやシミは防ぎたいところですよね。
そこで、服装や小物をおしゃれに使って、紫外線対策をする方法をご紹介! さらに、EDIST.+oneも担当しているEditor・Hが具体的なコーディネートもあわせてコメントをしていきます。
紫外線は空から降り注ぐイメージがあり、「日陰に入っていれば大丈夫!」と考えがちでは?しかし、気象庁によると、草地やアスファルトの紫外線反射率は10%、砂浜では25%とのデータが。つまり、紫外線は道路や壁などに反射するため、日陰にいても紫外線を浴びているのです。また、室内でも、窓から入る日光によって、多少は紫外線の影響があります。
このように、窓のない部屋にいる場合を除いて、私たちはいくらかの紫外線を浴びているというわけです。日中に動いているほとんどの人にとって、紫外線を完全にシャットダウンすることは難しいですが、日焼け止めを利用するのはマストというのに加えて、普段の着こなしの中でも、必要以上に紫外線を浴びないような服装を心掛けるようにしましょう。
新しく買い足すよりもまずはクローゼットの中で、紫外線対策ができそうな服装をチェックしてみましょう。
紫外線対策を重視して、見た目に暑苦しい感じになってしまうのは避けたいもの。
そんなときは、プラスアイテムでストールを持っていきましょう。日差しの強いときは首元を覆うように肩掛けすれば、露出している腕も首元と同時にカバーできますよ。
夏は涼しさを求めて、半袖やノースリーブに手を伸ばしてしまいますが、紫外線の影響をやわらげるのならば、肌を覆い隠すことが大切です。長めの袖で腕を、シャツ襟かハイネックで首元をカバーできます。脚は、マキシ丈のスカートやワイドパンツで、すっぽり隠してしまいましょう。
色によっても、100%ではありませんが紫外線対策は可能。黒やネイビーなどの濃色ほど紫外線を通しにくいという特徴があります。ただ、暑い季節は黒などの濃色ばかりではなく、白をはじめとした淡色の爽やかな服も着たいですよね。そんなときは、衣類用のUVカットスプレーを活用してみては? 日焼け止めを塗るのも忘れずに!
紫外線が生地を透過しないように、目の詰まった織り目、編み地の生地を選ぶのがベストですが、通気性や吸湿性が悪いと、汗をかく暑い時期には熱中症になる可能性があります。そのため、風通しの良い麻や吸湿性の良い綿素材のトップスに、脱ぎ着できる上着を持ち歩き、日差しが強いときに羽織れるように準備するのがいいでしょう。
毎日のように、紫外線対策コーデを考えるのは難しいですよね。最近は、明るい色や薄い生地でも紫外線を気にせずにファッションを楽しめる、UV(Ultraviolet=紫外線)カット加工されたパーカーやカーディガンが増えているようです。
UVカット加工には、大きく分けて2つの方法があります。ひとつは、カーボンやセラミック、チタン、紫外線吸収剤を練り込んだり、固着させたりした繊維で織られた物。もうひとつは、出来上がった製品や生地に後加工でカーボンやセラミックなどを付着させた物で、こちらは洗濯によって加工がはがれていき、効果が減っていくとされています。
衣服だけでなく、紫外線対策に有効なファッション小物もあります。しかし、どのようなデザインを選んだらいいのか、わからないという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、紫外線対策に有効な定番の帽子、サングラス、日傘について見ていきましょう。
日差しが顔にあたるのを避けてくれる帽子のつば。これが広いほど、紫外線カット効果を期待できます。紫外線対策には、黒やネイビーなどの濃色を選ぶといいのですが、熱も同時に集めてしまうので、密閉された頭部にこもってしまうのが難点。熱中症対策も踏まえると、風通しの良いストローハットやペーパー製のつば広のハット(濃色)、UVカット加工がされた布製の空気穴が横に開いたキャップがおすすめです。
紫外線が目に入ると、その情報が目に伝わって、肌に紫外線があたったように全身が日焼けするといわれています。紫外線から目を守るには、レンズがどれだけ紫外線を透過するかを示す「紫外線透過率」をチェックし、その数値が低い物を選びましょう。一方、「紫外線カット率」と表記されているサングラスは、数値が高いほうがパフォーマンスの高いレンズということになります。
ここまでの説明だと、色の濃いレンズほど紫外線をカットしてくれる…と考えてしまいますが、実はサングラスにおいては逆。目は、暗い所では瞳孔を開き、より多くの光を取り込もうとします。そのため、紫外線カット機能のない濃色レンズをつけて日光を浴びると、瞳孔が開いてしまい、普段よりも多くの紫外線を目に取り込んでしまうのです。色の濃いサングラスを使用する場合は、長時間紫外線を浴びないように注意してくださいね。
「紫外線対策をしたいなら日傘は必須!」とよくいわれますよね。日傘を選ぶ際も洋服と同様に、外側の生地が濃色で、UVカット加工された物を選ぶのがベスト。地面からの照り返しでも紫外線を浴びてしまうことから、裏地こそ濃色の物を選んでください。
加えて、「日除け」の機能も加えたい場合は、可視光線を防ぐ遮光・遮熱コーティングをした日傘もあります。また、綿・麻・絹などの天然素材は、太陽の熱を繊維の内側に蓄えますので、生地の裏まで熱を通さない特徴が。いずれも「遮光率」が表記されていますので、そちらをチェックしてみてください。
「EDIST.+oneの公式Instagramにて、#EditorHのトレンド探訪 で展示会で見つけたリコメンドなアイテムを紹介しています。その中で最近ご紹介をした紫外線対策にもなるグッズがこちらの2つ」
「晴雨兼用なのも嬉しい。ネクタイと同じジャガード織りという複雑な生地を作ることを専門にする機械で織った素材を使っているということで、しっかりと高級感があって美しく、それでいてとても軽いのが特徴。セレクトショップなどで取り扱っています」
「スタイリストやモデルを中心に愛用され、すでにsoldout が続出のアソースメレ。包み込まれるような大判サイズなので、海やリゾートなどでもおしゃれを楽しみつつ、紫外線から身を守ってくれます」
スタイリストのオーダー率が一番だったという人気カラーの”グレージュ”。
紫外線対策といっても、日焼け止めに頼ってばかりはいられません。ワンマイルの用事でも、日焼けはしてしまいます。
大人だからこそ日焼け止めにプラスして、毎日着る服や小物でおしゃれに紫外線対策をし、夏のお出掛けもエンジョイしてください!
Text:EDIST.+one
夏服を何を着ればわからない!そんな時はファッションレンタルサービスが正解!
取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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