EDIST. +one
肌寒くなるこれからの季節に重宝するアイテムといえば、こなれ感と防寒を同時に叶えてくれるストール。冬の着こなしにスパイスを加えてくれるストールは、便利なアイテムの1つです。
ニット×デニムのようなシンプルな着こなしだって様々な表情で楽しめるストールですが、巻き方を間違えるとワンパターンになったり、ボリュームが出て子どもっぽくなってしまうこともあります。
そこで当記事では、40代・50代の大人の女性にこそおすすめしたいストールアレンジについて詳しく解説。
ストールの選び方や、ストールの巻き方で知っておきたいポイント、さらにスタイリストの山田恭子さんがレクチャーするストールのアレンジ方法まで、たっぷりレクチャーします!
幅広いコーディネートにマッチする、おとなかわいいストールアレンジを知って、冬のストールアレンジを楽しみましょう。
ストールにはさまざまなサイズがあり、大きく分けると次の3種類があります。
大判ストールサイズは、文字通りストールの中では一番大きなサイズで長さが200cmほどのものを指します。首に巻くとボリュームたっぷりで巻き方のアレンジが楽しめます。大きさがあるのでひざ掛けなどストール以外の使い方もできる使い勝手のよいストールです。
ストールサイズは、大判ストールよりも幅・広さともに短めで大判ストールでは大きすぎてアレンジに苦戦するという人におすすめのサイズです。
マフラーサイズは首にくるっと巻くだけで決まるほどよい長さが特徴。適度な長さでスマートなストールアレンジが楽しめます。
ストールの素材は、大きく分けると次の5種類が一般的です。
シルクは、やわらかい肌触りが特徴で敏感肌でも使用できます。かろやかな素材なので春夏に使いやすいです。
ウールは厚みがあり保温に優れている素材です。光沢感があるので洗練されたイメージになります。
カシミヤもウール同様、もこもことした厚みがあり秋冬にちょうどよい保温性があります。
リネンは通気性のよい素材でふんわりとした触り心地が特徴です。春夏向きの素材といえます。
コットンは肌にやさしい素材でしわになりにくいメリットがあります。春夏に使いたい素材です。
このようにストールは素材ごとにそれぞれ異なる特徴があります。自分に合うストールを素材から選んでみることもおすすめです。
【PROFILE】山田恭子(やまだ やすこ)さん
スタイリスト/マスクブランド「YAYA(ヤヤ)」ディレクター。
カタログやTV、アーティストの衣装など多岐に渡り活躍中。日本と台湾のハーフであるアイデンティティを軸に、ファッションの他にプロダクトのプロデュースやディレクションも行う。
▶️山田恭子さんInstagram
▶️YAYA Instagram
BEFORE
model:Atsukoさん
ニット/EDIST CLOSET Cセット
デニム/GU(モデル私物)
オフィシャルEDIST.としても活躍してくれているスタイル抜群のAtsukoさん。▶️AtsukoさんInstagram
【Atsukoさん出演の記事】
■「差がつく親子リンクコーデ」 ■「オフィシャルEDIST. 7DAYS着回しカタログ 」
秋冬の“THE定番”であるニット×デニムスタイル。このシンプルな着こなしが、ストールのアレンジによってどのように変化していくのでしょうか!?
「キレイめからカジュアルまで、最もマルチに使えるアレンジです。知的な印象に見せてくれるので、通勤スタイルなどきちんと感のあるスタイルにはもちろん、ラフなスタイルに大人っぽさをプラスしたいときも◎」(山田さん)
【STEP1】
縦に4つ折りにしたストールをさらに半分に折って、輪が左側になるようにして首にかける。
【STEP2】
右側のストールの端は、下に重なっている方を左の輪に通す。
【STEP3】
右側のストールの端は、下に重なっている方を左の輪に通す。
「一見、一巻きしているだけのようなシンプルなアレンジですが、実はねじりを加えて柄を表情豊かに見せているのがポイント。また、フロントに長く垂らすことができるので、ロングコートと合せればよりIラインが引き立ち、さらなるスタイルUP効果が狙えます」(山田さん)
【STEP1】
縦に4つ折りにしたストールを真ん中から橋に向かってねじる。
【STEP2】
前から首に掛けて、後ろでストールの端と端を交差させる。
【STEP3】
両サイドの端を、それぞれ上から輪の中に通せば完成。
「他のアイテムを主役にしたいときにオススメなのが、コンパクトに巻くことでストールの存在感が程よく抑えられるこちらのアレンジ。レザージャケットや紺ブレなど、旬のショート〜ミドル丈アウターともバランス良くまとまります。また、ややカジュアルな印象なので、キレイめスタイルの外しとしてもGOOD」(山田さん)
【STEP1】
縦に4つ折りにしたストールを首に掛けたら、右側が腰位置になるように長さを調整し、左側を上から右側にクロスさせる。
【STEP2】
左側の端を首の後ろに向かって掛ける。
【STEP3】
右側が上になるようにして、左側とサイドでキュッと結ベば完成。
簡単なステップでコーディネートを即座にこなれて見せてくれるストールのアレンジは、今すぐマスターすべし!
Stylist:Yasuko Yamada
Model:Atsuko
撮影&Text:EDIST. +one編集部
ストールのアレンジの中でも、簡単にできる定番の巻き方をまずはおさえましょう。
ストールの長さを半分に折り、首に回したら片側の輪の中に、もう片側の端を通す巻き方が「ワンループ巻き」です。大判ストールでもひだを揃えるだけで首周りがすっきりと、巻きがキレイに決まります。
ストールの結び目を後ろに持ってくるバック結びは、首元に自然とボリュームが出るのでベーシックな巻き方ながら手の込んだアレンジに見えるメリットがあります。大判ストールを使うとよりボリューム感が増して華やかな印象に。
ストールの巻き方次第でシンプルな着こなしも華やかな印象になります。巻き方を2種類ご紹介します。
ストールの角を胸の前で三角形になるように形作る「アフガン巻き」は、ストールの面やフリンジを見せることができるおしゃれ上級者見えする巻き方です。フリンジ付きのストールにおすすめ。
パーティーシーンにも活躍するカーディガン風の巻き方は、特別なテクニック要らずなのがうれしいポイント。ストールを肩を覆うようにかぶせたら、手前の端を背中に回し後ろで結びます。後ろの結び目が隠れるように背中のストールを調整すれば、カーディガン風の完成です。
ストールは、巻くときに小物をプラスすることでさらに洗練されたイメージになります。おすすめの小物使いを紹介します。
ショールピンは、ストールのずれ落ちを防ぐだけではなく、ショールピンがアクセントとなり、しゃれ見せを叶えてくれる優秀アイテム。ジュエリー職人が1点ずつカットしているこちらのダイヤカットショールピンは、大人の女性にぴったりの上品さや洗練さを兼ね備えています。
冬の着こなしに欠かせないストールの巻き方やアレンジをご紹介しました。気になる巻き方をチェックして自分なりの着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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