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イベント事が増える冬。特に年末にかけては、クリスマスパーティーや鍋を囲んでの忘年会など、ホームパーティーに呼ばれることも多くなるかと思います。ホームパーティーは、友人とのカジュアルなものや、日頃お世話になっている目上の方からの招待など、シチュエーションはさまざま。しかし、どんな場合でも、「お呼ばれ」のファッションには暗黙のルールがあるようです。
今回は、ホストや周りのゲストたちに”失礼な人”だと思われないよう、最低限押さえておきたいファッションのポイントとNG項目をご紹介します。
いろいろな人が集まるホームパーティーですから、他人に不快感を与えないファッションをするのが暗黙のルールです。では、ホームパーティーファッションで注意したい3つのポイントを見ていきましょう。
玄関先で靴を脱ぐ日本では、素足で他人の家を歩くのはマナー違反です。つま先に穴があいてない、ペットの毛や毛玉がついていないソックスやタイツをはいていきましょう。新しいタイツやソックスをおろすのもいいと思います。
また、玄関先でもたつかないように、脱ぎやすい靴を選ぶとベター。お手伝いで家を出たり入ったりする可能性がある場合は、ぺたんこパンプスやジップタイプのショートブーツが重宝します。
戸建てを訪問する場合は、庭に出ることも想定してピンヒールは避けましょう。庭に穴をあけて荒らしてしまいますし、歩きにくい上に靴も汚れてしまいます。
いくらおしゃれに着飾っても、相手に不快感を与えてしまったら逆効果!パーティーの準備や食事中は、髪の毛が食べ物に入らないように髪をまとめましょう。食べるときに髪をかき上げるとセクシーに見える…なんて考えは通用しません。
女性は特に香水にも注意が必要です。人が密集した室内は温度が上がり、少量でも揮発して香りが立ってしまいます。ホームパーティーは、食事の香りを楽しむ場。冬場は特にヘアオイルやハンドクリームなどで香りを重ねがちなので、あえて香水をつけていかなくても良さそうです。
意外と盲点なのがアクセサリーです。ワンポイントにロングネックレスや大きめのバングルを一点豪華主義で入れるのも素敵ですが、ホームパーティーでは避けたほうが良さそうです。それは、ロングネックレスはかがんだときにお皿に入ってしまったり、バングルはお皿にあたってカチャカチャ音を立てたり、お皿を傷付けたりする可能性があるからです。
もし、一点豪華主義でアクセサリーを取り入れるなら、ピアス、もしくはかがんでも垂れにくいショートネックレスやチョーカーなどをチョイスしましょう。
カジュアルでも少しフォーマルな催しでも、お呼ばれファッションには「結婚式」的なマナー意識を持ったほうがいいかもしれません。
例えば、過度な肌露出は避けましょう。首元が詰まった肩出しならOKですが、デコルテから肩まで大きく開いて、胸元が安定しないオフショルダーはNG。靴を脱いだりソファに腰掛けたり、足の動作が多いホームパーティーでは、ミニスカートよりもひざ下丈のスカートを選びましょう。
慶事ではないため、ブラウスとパンツなど2ピースの着合わせでも問題ありません。ホームパーティーの装いを選ぶ際に意識するのは「動き」。ホストのお手伝いをするときに袖が邪魔にならないか、かがんだときに胸元が見えないか、室内が暑くなったときに体温調節できるかなど、当日の動きを念頭に置いておくといいでしょう。
しかし、「パーティーらしさ」のさじ加減は難しいところです。訪問宅の様子を、行ったことのある人にヒアリングしつつ、選ぶ服はカジュアルの延長でも良さそうです。少し華やかな雰囲気を足したいなら、フェザーヤーンやシャギーニット、ラメ糸の入ったツイード地、ベロアなどを組み合わせると、季節感と適度な華やかさを出すことができますよ。
では、実際にホームパーティーへは、どういった服装で行くのがおしゃれで実用的なのか、その例をご紹介します。
カジュアルなパーティーなら女性らしいトレンドカラーワンピースが◎
友人が多く集まるカジュアルな場では、女性らしい印象とトレンド感が演出できるカジュアルなカラーワンピースがおすすめです。ポイントは開きすぎない首元、お手伝いのときにまくることができる袖元と、足を露出しすぎないひざが隠れる丈が鉄則。
一方で、質感には注意が必要です。毛が抜けやすいアンゴラなどは、ほかのゲストの衣服についたり、食事に混入してしまったりすることもあるので避けましょう。
しかし、ニットワンピースは着膨れしてしまうこともあるため、太めのベルトでウエストマーク、もしくは足元に透け感のあるペチスカートを一枚入れて、アクセントをつけるのもおすすめです。小物でパーティー感を盛ると、普段の休日着とはまた違った印象を楽しむことができますよ。
◆想定シーン◆オシャレなレストランでのパーティやディナー、レセプションパーティ
華やかな光沢感のあるベロアやとろみ感のある素材のアイテムはいかがでしょうか。
素材の質感だけでもよそ行き感は出ますが、そこに流行りのグレンチェックをボトムに足すことで、カジュアルさとフォーマルなムードをバランス良く取り入れることができます。もう少しパーティー感を出したいときは、光を反射するビジューのアクセサリーを首元に取り入れても良さそう。
靴を脱ぐと気になるのが、ヒールでごまかしていた足の長さです。ボトムにハイウエストの物を選ぶと、靴を脱いでも腰高に見えるためバランス良く見えます。しかし、サイズがジャストすぎるとお腹が苦しくなるため、食べ過ぎにはご注意を。
目上の方にお呼ばれしたような、ややフォーマルな気分で臨みたい場では、全体のトーンを抑えましょう。また、アクセサリーはパール1粒など控えめにし、全体のバランスを整えれば大人シックに決まります。
カラーアイテムでもブラウン系であれば派手すぎない印象に。
ただ、気を付けるべき点は、なんといっても足元です。ひざ下丈ならソックス、ひざジャスト丈なら60デニール以上のタイツを選んで素肌感を減らしましょう。
普段よりも少しだけきちんとした格好をすると、気が引き締まるものでしょう。多くの人が集まるホームパーティーでは、カジュアルな雰囲気があっても、気を緩めすぎるのは危険です。
とはいえ、一番のおしゃれは自分のお気に入りの服を着て、笑顔を絶やさないことです。気張らずに、でも相手を気遣って、あなたらしい一着を選んでくださいね。
EDIST.+one編集部
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取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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