EDIST. +one
名だたるハイブランドショップや有名ヘアサロンが立ち並び、ワンランク上の高級感を醸し出す街、青山。そんな青山でママ友ランチに行くときは、服やカバン、靴すべてに気合いを入れて着飾らないと……と思っていませんか? スタイルプロデューサーの廣瀬規子さんに話を聞くと、実は青山に着ていくコーデには意外なポイントがあることが判明しました。
航空会社の客室乗務員から、ジョルジオ アルマーニジャパンに入社。その後、タレントのスタイリストとして活動。現在、2歳の娘を育てる一児の母でありながら、ファッションやビューティ、ライフスタイル情報を発信するウェブマガジン「Nstyle」を運営している。「女子力」を提案するスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュース、ファッションコンサルティングをはじめ、雑誌、ラジオ等でも活躍している。
「絶対的なおしゃれイメージの強い青山では、奇抜でゴージャスでなくてはいけないと思っている方も多いと思います。でも実際、見た目はシンプルなコーデで、フォルムや素材など、ディティールにこだわっている人が大半。
だからこそ、私も青山でママ友に会うときは、さりげないオシャレを意識していて、ぱっと見は普通の格好なんだけど、細部に注目すると既視感のないアイテムを取り入れてておしゃれだな、と思ってもらえるルックをイメージしています」(廣瀬さん)
簡単なルールさえ覚えればどんな人でもハイセンスに見せることができます。まずはオシャレ上級者にみせる3つのルールからご紹介。
「ハイブランドショップが軒を連ねる青山では、ブランドモノをさり気なく取り入れてみては?全身で着飾るのではなく、ブランドをワンポイント投入することでコーデにアクセントが生まれこなれた印象になります。また、ブランドアイテムはハイブランドの定番ものではなく、ハイブランドの中でも個性的なアイテムを取り入れるのがオススメ。アイコン的なアイテムでも、少し素材が違うアイテムなど工夫してみてください。例えば、パンプスひとつとってみても、定番のものではなく一癖あるデザインのものを選ぶことを私は気にかけています」(廣瀬さん)
「一見合わなそうなテイスト違いのアイテムを組み合わせることが上級者コーデには必要不可欠。例えば、エレガントで綺麗めな服にデニムなどのカジュアルなアイテムを合わせてエレガントすぎないようにまとめます。いろいろなテイストをミックスさせつつも、上品な仕上がりにするのが青山コーデです」(廣瀬さん)
「靴や小物にあまり見慣れない小物などでアクセントをつけると、青山に馴染むオシャレコーデに様変わり。ギンガムチェックのパンプスや、珍しいカラーのバッグなど、意外性のあるアイテムを身につけることでブラッシュアップしましょう」(廣瀬さん)
組み合わせや小物にこだわれば、大人の街・青山に負けない、高級感と品のあるオーラをまとえます。
ここから残り3つのルールをご紹介します。
「白のブラウスにリンクさせるよう、同系色の大ぶりのピアスをつけるなど、トップスの色のトーンや素材に合わせたアクセサリーを選ぶことがポイントです」(廣瀬さん)
「淡い色のパンプスは、肌の色とトーンが合い、気品がUPします。黒やグレーのような沈みがちな色より明るい色をパンプスに取り入れると春っぽさも出てgood」(廣瀬さん)
「トップスやボトムなどに派手色や奇抜な柄のアイテムを着るのではなく、ベーシックカラーをベースにしましょう。逆に個性的なアイテムは柄や小物などの細部に持ってくることで細部を生かすことができます」(廣瀬さん)
「白でエレガントな印象のワントーンコーデに、ライダースを羽織ることでカジュアダウンさせました。全体の印象はシンプルなので、デティールにこだわり、Manolo Blahnikの個性的なギンガムチェックのパンプスとカゴバックをチョイス。さらに、白のワントーンコーデとリンクさせた同系色の大ぶりピアスで、高級感と大人の遊び心をプラスしました」(廣瀬さん)
シンプルなコーデでも個性的で高級感のある小物を取り入れたり、異なるテイストをミックスさせることで、ハイセンスな上級者コーデが完成。廣瀬さんのコーデのポイントを参考に、踏み入れただけで圧倒的な空間を漂わせるスタイリッシュな街、青山にお出かけしてみてくださいね。
◆廣瀬さんがオフィスカジュアルをレクチャー
Photos(人物):藤井洋平 Edit:辻野祐馬 Text:井上紗希
※登場する洋服・小物は全て本人私物です。
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取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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