EDIST. +one
女性がファッションを楽しむ中で外せないアイテム、それは足元のお洒落“パンプス”ではないでしょうか。パンプスはヒールの高さでファッションのバランスを取りやすくしたり、脚を長く美しく見せてくれたりする、魔法のようなアイテムです。
しかしながらパンプスはサイズ選びが難しいという懸念点も……。
今回は最適な靴選びのプロ、シューフィッター・大塚幸子さんにフィットするパンプスについてお話を伺いました。
2005年入社、店頭ビューティーアドバイザーを経て、2010年よりグループリーダーに。
その後、教育課のインストラクターになる。
シューフィッター認定者数3731名の中で、400人しかいない上級フィッターの資格を持つ。
自らも7㎝ヒールで店頭に立ち、正しいパンプスの選び方の計測相談会を、都内百貨店を中心に行っている。
まず「足長(ソクチョウ)」ですが、足長とは踵の一番出っ張ったところから1番長い指の爪先までの長さのことです。このサイズが大きいものを履いている場合には、前滑りするためつま先が痛くなったり、靴と足に隙間ができるため擦れて靴ずれが起こったりします。
次に「足囲(ソクイ)」ですが、足囲とは足の親指と、小指の付け根にある骨の出っ張りをぐるりと囲ったサイズの事です。自分のサイズより細いものをはいている場合には窮屈で、足指などが痛くなってしまうという特徴があります。
また、自分に合った「つま先のかたち」のパンプスを選んでいない場合、指先などが痛くなることがあります。つま先形状には「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」と呼ばれる三種類の指の形があるとされていて、それぞれの足型にあったトゥの形のパンプスを選ぶことが重要です。
⇒親指がどの指よりも1番長いエジプト型は、つま先が丸いラウンド・トゥがお勧め
⇒人差し指がどの指よりも1番長いギリシャ型は、つま先尖ったポインテッド・トゥがお勧め
⇒全ての指の長さがほぼ同じというスクエア型は、その名の通りスクエア・トゥがお勧め
◎つま先立ちしたときに靴が脱げない
⇒ぴったりサイズを選ぶと歩きやすく、痛みも生じにくいです
◎自身のトゥの形状にあったもの
⇒合わない形状を選ぶと痛みが生じる可能性があります
こちらのサイトではご自身で足のサイズを測ることができますので、是非参考になってください >>> 『自分でサイズチェック』
1. つま先部分が痛くないか?
2.かかとが食い込んでいないか?
3.くるぶしがあたっていないか?
4. 履き口(甲)の食い込みがないか?
最後に店内をいつも通り歩いていただいて、フィット感を確認してください。
1つでも注意点に当てはまったら、もしかするとサイズが合っていないのかもしれません。
まず、合わないパンプスをフィットさせる方法ですが、店頭ではシューフィッターによる中敷調整をさせて頂くことがあります。例えば、つま先立ちをしたときにパカパカするというお客様はサイズが合わない大きなパンプスを履かれていることが想定できます。なので、その際には中敷やフットカバーで調整を行う、またはシューズバンドで前滑りを軽減。少しでも隙間を無くし、フィットさせるように努めます。
次に諦めるべきパンプスの見分け方ですが、下記4点はサイズが小さく窮屈である場合が多いので、調節が難しくなります。
1. つま先部分が痛い
2. かかとが食い込んでいる
3. くるぶしがあたっている
4. 履き口(甲)が食い込んでいる
最後に、「足も体形のひとつなので、計測して正確なサイズを知ることが大切です」とコメントトを下さった大塚さん。
忙しくて、店舗を巡って自分に合う1足を見つけるのは難しい…… 。そんな方は、今回大塚さんが教えて下さったワコールの靴「サクセスウォーク」を選ばれてみてはいかがでしょうか? 「サクセスウォーク」は、足長・足囲・つま先の形・ヒールの高さなど、バリエーションが豊富なので自分に合ったパンプスを見つけるのにぴったり。さらに一部の店舗では無料の足型計測を行われているそうで、シューフィッターから直々に靴選びのポイントも教えていただけるそうです。
自分の足にピッタリ合った快適なパンプスで、お洒落を存分に楽しんじゃいましょう!
取材&Text:EDIST.+one編集部
大人の女性たちのお悩みに寄り添う、
月額制のレンタルサービスだから、毎月、違う服を試せて無駄な買い物が無くなったという声も数多く届いています。
取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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