EDIST. +one
クローゼットからあふれんばかりの服。それなのに「明日着る服がない!」と困っていませんか?
特に女性は「就職」や「出産」などのライフステージの変化を機に、何を着たらいいのかわからなくなってしまうこともあると思います。一方で、「多くの人は持っている服の20%しか着ていない」ともいわれています。
しかし、安心してください。手持ちのアイテムを厳選した「迷わないクローゼット」は、誰にでも作ることができるんです!
「ほどよいミニマリスト」として活躍中の片づけ講師・香村薫さんに、「服の収納方法」のポイントを全3回にわたってレクチャーしていただく連載。
第2回は、思わずうっとりしてしまうほど美しい収納を作るポイントを紹介!
▶第1回目「着たい服・残したい服を手に取りやすく収納しよう」
ミニマライフ.com 代表 片づけの専門家 香村 薫さん
「数字でお片づけ」を軸に、モノを減らして維持するしくみを伝える片づけの専門家。全国で片づけセミナーを行いながら、マンツーマンでの片づけレッスンも行っている。「日経WOMAN」などメディアへの寄稿を多数行うほか、2017年に著書「トヨタ式おうち片づけ」(実務教育出版)を刊行。2冊目の著書「トヨタ式超ラク家事」(実務教育出版)は、2018年3月1日に発売。
ハンガーにかかっている服はすべてお気に入りの服、クローゼットを開けるたびにうっとりする。というような、気分が上がるクローゼットだったらいいのに、と思いませんか?
そんな「うっとり収納」を作り上げるのは難しくありません。
クローゼットのハンガーに掛かっている服の並べ方を変えるだけで、あら不思議! それが叶ってしまうのです!
それではさっそく始めてみましょう。
まず、ハンガーとハンガーの距離を最低3cmは空けるようにします。
3cm以上空けないと、フード付きの服や厚手のコートなどを掛けたときに、隣の服と干渉してしまうからです。もっと見栄えを良くしたいという場合は、5cm空けるようにしましょう。
ご自宅のハンガーポールの長さがわかれば、そこに掛けられるハンガーの数が決まってきますよね。
必要なハンガーの数は、以下の計算式で出すことができます。
ハンガーを買おうと考えている場合は、上記の式にあてはめて数を割り出してから購入されるといいですね。
ハンガーの数が決まったら、早速服を並べてみましょう。ここでは、服の並べ方を初心者向け・中級者向け・上級者向けに分けてみました。
これからクローゼットを片づけ始めるという方に、一番おすすめしているのがこの方法です。
第1回の記事でご紹介したとおり、基本的には「この1週間で着る服(トップス7着+ボトムス7着)がハンガーに掛かっている」という状態にしましょう。そこに、上記の式でハンガーの数を計算して、あと何着ハンガーに掛けられるかを割り出してください。
並べ方はとてもシンプル。ハンガーの一番左端が、「今日着る服」になるように並べましょう。その横の服は、「明日着る服」になります。気分に応じて、一番左端の服以外を選んでも構いませんが、なるべく左側の服を選ぶようにすると、うまくローテーションさせることができるでしょう。
そして、洗濯から戻ってきた服はハンガーに掛けて、一番右に置くというシステムを作ります。そうすると、服たちがクローゼットの中で右から左へと、くるくると循環していくのがわかると思います。
このシステムのすばらしい点は、ずっと着ていない服はいつまでも右に残っているということが、目で見てわかる点です。自分が手に取りやすい服、手に取りにくい服を、しっかり判断できるようになりますよ。
「すでに自分の着る服は把握できている」という方におすすめしているのが、アイテムのジャンルごとに並べる方法です。トップス、ボトムスといったジャンルごとに並べていきましょう。
ここでひとつアドバイス。
クローゼットの中で、一番服を取り出しやすい場所を見つけましょう。そこには、ちょっと外へ出るときに羽織る物を収納しておくのです。
皆さんは、外出時に羽織ったアウターを、ついついリビングのソファにポイッと置いてしまうことはありませんか?
「取り出しやすい」「戻しやすい」ということが、服をクローゼットに戻す癖につながります。
色で並べる方法は、自分が着る服の色数をしぼっている、持っている服をうまく着回せている人向けです。
私は自分の服を、白・紺・グレーの3色になるようにセレクトしています。
クローゼットを開けたときに色数がしぼれていると、見栄えは格段にアップ!手持ちの服をシンプルかつ最小限にすることで、飽きることなくどんなシーンにも対応できます。
ただ、そればかりを着ていると「いつも同じ服を着ている」「トレンド感がない」という印象を与えてしまうので、私はレンタルファッションサービスのEDIST. CLOSETを使って、トレンド感を補うようにしています。
※香村さんがレンタルをしていたEDIST. CLOSETの画像の商品は現在はお取り扱いありません。
自分では絶対に選ばないトレンドカラーやデザインを、レンタルサービスを使ってうまく取り入れることで、シンプルな手持ちの服とのコーディネートもしやすくなりますね。
今回は、思わず見とれてしまう服の並べ方を3パターンご紹介しました。
目標はご自身のクローゼットが「自分だけのセレクトショップ」になることです。ぜひ、トライしてみてください。
取材:EDIST. +one編集部
今回の記事にも登場をしたEDIST. CLOSET(エディスト クローゼット)。
そうなんです。
実は香村さんが以前からサービスを取り入れて、すでに活用されていたことから、今回の連載へと繋がりました。
迷わないクローゼットを作る方法の1つとして効果的なファッションレンタルサービス・EDIST. CLOSETは、
毎月4着、コーディネート済みのものが届くからクローゼットをすっきりとキープすることが可能になります。
この春からはお仕事スーツセットも登場し、様々なライフスタイルに対応します。
ぜひ、迷わないクローゼットライフをあなたも体感してください!
「仕事や育児で買い物に行く時間がない」「同じような服ばかりがクローゼットに溢れていて憂鬱」
そんな女性たちの声を聞き、生まれたのが「EDIST. CLOSET」
買い物に行かずとも、毎日違う服を楽しめて、常にクローゼットがすっきり。そんな生活を提案します。
エディストクローゼットは月額制会員サービスです。
取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
まだデータがありません。