【コートの種類】いくつ押さえてる？レディースコートのおすすめのコーデ

ーあなたに似合う服をコーディネートごとセットでレンタルできる「EDIST. CLOSET（エディストクローゼット」が毎日のファッションに役立つ”プラスワン”なライフハックを発信！ー

冬になると欠かせなくなるのがコートです。
コートがあれば寒い街中でもひとまずやり過ごすことができるでしょう。
もっとも、寒さをしのぐだけでは満足できないという方もいるかもしれません。
今回は、おしゃれにコートを着こなしたいという方に、種類ごとにおすすめのコーデをご紹介していきます。

コートごとの魅力やおすすめのコーデ

一口にコートといってもさまざまな種類があります。
一般的なものとしては、トレンチコートやガウンコートなどが挙げられるでしょう。
そのほか、ファッションをひとまず置いておいて、暖かく過ごしたいという方には動物の毛皮を使ったコートなどもおすすめです。
また、最近ではPコートやモッズコートなどといったラフなコートもよく着られるようになってきました。
このように、さまざまなコートがある中で、決まりきったコーデで通そうとするのは無理があります。
それぞれのコートの特色に見合ったコーデを編み出さなくてはいけません。
ここからは、いくつかのコートの特徴をご紹介しつつ、どんなコーデを取り入れたらよりおしゃれに見えるかを解説していきましょう。

【トレンチコート】の魅力

トレンチコートは、そもそも兵士のために作られたコートです。
戦場で活動する兵士にとって、動きを邪魔するような厚手のコートを着るのは好ましくありません。
できれば軽く、動きやすいコートを着用するのが望ましいです。
そんなニーズに合わせた結果、機能性が高く丈が長いトレンチコートが生まれました。
そんな過去を持つトレンチコートですが、今となってはファッションの定番となっています。
かつては、男性が着るものとされていましたが、今は女性も着る人が徐々に多くなっています。
スタイリッシュなデザインなので、ビジネスマンに人気があり、特に女性ならばキャリアウーマンらしさを演出したい方にうってつけのファッションと言えるでしょう。
ほかのコートに比べて薄手で作られていることが多いので、春や秋に着られることが多いコートです。

【トレンチコート】のおすすめコーデ

トレンチコートは丈が長いものが多いので、女性が着ると体のほとんどが覆われてしまうことがほとんどでしょう。
特にボタンやベルトを締めて着用すると体のラインが出やすいコートとなっています。
そのため、ほかのアイテムもそれに合わせてスッキリとしたデザインのものを選んだほうがいいでしょう。
一般的にはトレンチコートとビジネススーツを合わせて着用する人が多いです。
パンツはゆったりめのものよりも、タイトな方がトレンチコートに合わせるには望ましいでしょう。
また、ビジネスシーンを離れてトレンチコートを着る際にはデニムなどと合わせてみてはいかがでしょうか。
フォーマルな印象があるトレンチコートとラフな印象があるデニムとのギャップを演出することができます。

【チェスターコート】の魅力

チェスターコートは、背広の裾を長くしたようなコートです。
元は19世紀にイギリスの貴族が発明したものでした。
一般的なコートはトレンチコートのように、腰の部分で分かれているものが主流です。
それに対して、このチェスターコートはベルトにあたる部分がなく、そのまま生地が下まで続いています。
もともとは礼服として着られていたものだけあって、今日でもフォーマルな場所で着られることが少なくありません。
こちらも女性が着るようになったのはつい最近のことで、チェスターコートはシルエットを長く見せてくれるという理由で徐々に人気が高まっています。

【チェスターコート】のおすすめコーデ

チェスターコートは背広のようなデザインのため、どうしても硬い雰囲気が否めません。
とはいえ、カジュアルなファッションとしても十分活用することができます。
まずはチェスターコートのボタンを留めず、あえてラフに着ることから始めてみましょう。
続いて、そこにニットのようなゆったりとしたトップスを合わせてみてください。
すると、全体の印象が一気に柔らかく感じられるようになるはずです。
もっとも、そこでボトムスもゆったりとしたものを選んでしまうと、せっかくチェスターコートを選んだ意味がなくなってしまいます。
スキニーパンツのようなきっちりとしたボトムスを選ぶことで、全体の印象を整えるようにしましょう。

【ガウンコート】の魅力

ガウンコートは、ほかのコートと違って、ボタンや襟がなく、カーディガンのようなデザインが特徴です。
寒い日にコートを着ると、どうしても全体のシルエットが野暮ったくなる印象が否めません。
一方で、このガウンコートはゆったりと着られるものなので、リラックスした雰囲気をもたらすことができます。

【ガウンコート】のおすすめコーデ

ガウンコートは、出勤やビジネスシーンで着るよりも、休日のお出かけなどに着ていきたいファッションです。
それに合わせて、ほかのアイテムもリラックスした印象を与えるものを選ぶようにしましょう。
ゆったりとしたパンツを選ぶのもいいですが、ロングスカートなどを合わせてみるのもおすすめです。
もっとも、コートもボトムスもゆったりとしていると、全体的に厚ぼったく見えるかもしれないという懸念があるでしょう。
その場合は、トップスをきっちりとしたネックセーターにすることをおすすめします。

【ダッフルコート】の魅力

ダッフルコートの起源は複数あり、漁師が着ていたものだという説と、海軍が着ていたものだという説があります。
いずれにしても、海で働く人々にとって、なくてはならないものだったと言えるでしょう。
冬の海は、殊の外寒い風が吹きつけてきますが、動物の毛を使って作られるダッフルコートはそれを防ぐためにはうってつけのものでした。
ダッフルコートは、ほかのコートに比べてこぢんまりとしたキュートなデザインとなっており、女性を中心に長年人気があるファッションです。

 

【ダッフルコート】のおすすめコーデ

ダッフルコートは、ほかのコートと違ってボタンを外すコーデはおすすめしません。
丈が短く作られているものが多いので、ボタンを外すとだらしないコーデに見えてしまいます。
そのため、マフラーや帽子などといった小物を加えることでコーデを仕上げるようにしましょう。
もしダッフルコートが黒やグレーのような地味な色だったら、赤やピンクのような目立つ色のマフラーを選ぶのがおすすめです。

【Pコート】の魅力

メルトンミドル丈Pコート ¥19,690

Pコートは、ボタンを左右どちらからでも留められるのが特徴のコートです。
なぜこのようなデザインになったのでしょうか。
それは、海で働く軍人によってPコートが着られていたことに由来します。
海の風向きは頻繁に変化するので、それに合わせてボタンの付け方を変えられるように、ということでこのデザインになりました。
現代では、その日のコーデに合わせてボタンの向きを変えられるという点で、おしゃれに気を遣う人にうってつけのコートと言えるでしょう。

【Pコート】のおすすめコーデ

Pコートは、コンパクトなシルエットを特徴とするコートです。
そのため、全体のコーデもごちゃごちゃとさせず、スッキリとまとめることを目指しましょう。
ミニスカートにPコートを合わせてみることもおすすめします。

 

【モッズコート】の魅力

モッズとは、1950年代から60年代にかけてイギリスでジャズのライブなどに集まっていた若者を表す言葉です。
彼らがフード付きのシワシワなコートを好んで着ていたことから、それらを総称してモッズコートと呼ばれるようになりました。
ワイルドな印象があるモッズコートは、男性に根強い人気があるファッションですが、もちろん女性が着ても開放的な印象をもたらしてくれるコートです。

【モッズコート】のおすすめコーデ

モッズたちは、このコートにあえてスーツを合わせていました。
きっちりとしたスーツの上にラフなコートを着るのがギャップがあっておしゃれと感じられたからでしょう。
ただ、今の時代のこうしたコーデをするのはやや勇気がいります。
ここは無難にラフなアイテムとモッズコートを合わせたほうが良いでしょう。
デニムのジャケットやジーンズなどと合わせてラフなコーデでまとめるのがおすすめです。

【ダウンコート】の魅力

最後にご紹介するのは、羽毛や綿毛を使って作られるダウンコートです。
このファッションの魅力はやはり実用性でしょう。
ダウンは、布団などにも使われることからわかる通り、熱を逃がしにくいです。
それでいて軽いので、重ね着をする必要がありません。

【ダウンコート】のおすすめコーデ

ダウンコートは、実用性ありきで作られているコートなので、一見コーデをするのは難しいように思えます。
とはいえ、寒い日でも上だけを暖かくしつつ、ボトムスでおしゃれを追求するということが可能になるファッションです。
カラーパンツやフェミニンスカートなどと合わせるのも良いでしょう。

コートに合わせたい小物

ここまで、さまざまなコートの種類と、それに合わせるべきコーデについて見てきました。
忘れてはいけないのは、これに加えて小物を使ってコーデをさらにおしゃれにできるということです。
特に寒い日はコートのボタンをすべて留める必要があるため、小物でおしゃれをすることは欠かせません。
ここからは、ブーツ、マフラー、ニット帽、カバンと代表的な小物をご紹介しつつ、どんなコートと合わせるべきなのかを見ていきましょう。

ブーツ

ブーツは、寒い日に足元を守るために欠かせない靴です。
背の短いブーツに加えて、女性はすねにまで届くようなブーツを履くことも多いでしょう。
これらはどう使い分ければいいのでしょうか。
基本的には、パンツ系のファッションを履く時は短いブーツ、スカート系のファッションを履く時は長いブーツを履くのがおすすめです。
これに加えて、コートの丈の長さなども加味しながら最適なブーツを選ぶようにしましょう。

マフラー

マフラーは、首元を温めるアイテムですが、冬のおしゃれには欠かせないアイテムでもあります。
特にトレンチコートなどのように首元が空いているコートの場合は、どうもそのあたりが寂しくなりがちです。
そういう時にこそマフラーを着けたいところでしょう。
また、マフラーはさまざまなアレンジができるアイテムでもあります。
一般的な後ろに余った生地を流す着け方、前でねじる着け方など、さまざまなマフラーの着け方があるので、今着ているコートにはどんな着け方が合うのかいろいろと模索してみるといいでしょう。

ニット帽

ニット帽は、頭が暖かくなる半面、スタイリッシュなコートには合わせづらい小物です。
トレンチコートやチェスターコートなどを羽織る際にニット帽をかぶると、全体のコーデがチグハグになってしまいかねません。
寒い日にニット帽をかぶりたくなる気持ちはわかりますが、これらのコートと合わせる際はかぶらないほうが良いでしょう。
一方で、ガウンコートやダッフルコートなどのようなキュートなデザインのコートとニット帽を合わせると全体のコーデを可愛く仕上げることができます。

カバン

冬のカバンはいわゆるきれいめのものを選ぶのをおすすめします。
なぜかといえば、基本的に冬に着るようなコートはしっかりとした材料で作られているものがほとんどであり、全体のコーデはそれに合わせてきれいめに仕上げざるを得ないからです。
もし、しっかりとしたコートに反してぼろぼろのカバンを持って行ってしまったら、全体のコーデが台無しになってしまうでしょう。
仮に夏にきれいめとは言えないカバンを使っているなら、冬は別のカバンを使うことをおすすめします。

まとめ

冬は、ともすればファッションに気を遣いづらくなる季節です。
ただでさえ寒い天気を乗り越えるだけでも大変なのに、おしゃれに気を遣う気力なんて湧かないという人も少なくないでしょう。
ですが、そんな中で、おしゃれに気を使うと寒くても一日を元気に過ごしやすくなります。
今持っているコートをおしゃれにできるコーデを身に着け、充実した冬を送ってみてください。

コートワンピースって知ってる？
コートについてもっと知りたい！
EDIST. +one編集部おすすめ記事

---