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近年、注目を集めている韓国コスメ。プチプラから高級な物までクオリティの高いアイテムが多く、コスメを求めてわざわざ韓国へ足を運ぶ女性も少なくありません。カタツムリやシカクリームといった基礎化粧品のトレンドだけでなく、クッションやBBファンデ、ティントなど、メイクアイテムも数々の流行を発信しています。若い世代では「オルチャンメイク」と呼ばれる、白肌や童顔に見せる韓国女子らしいメイク法が話題となりましたが、大人の女性にとっても使えるコスメがたくさん登場しているんですよ!
そこで今回は、大人女性にとってうれしいアイテムが多く登場している、韓国のファンデーション事情をご紹介。
人気ブログ「韓国コスメ イヤギbyジャヨンミ」を運営するソウル在住の日本人ライター、ジャヨンミこと加来紗緒里(かく さおり)さんに、今注目してほしい、ツヤ肌を叶える韓国ブランドのファンデを教えていただきます!
ジャヨンミ(加来紗緒里)さん
ソウル在住。コーディネーター、通訳・翻訳業のかたわら、ライターとして韓国コスメブログ「韓国コスメ イヤギbyジャヨンミ」を運営している。
2018年、韓国秋冬メイクのトレンドに「ツヤ」が戻ってきました。
元々、10年くらい前にトレンド肌のキーワードとして「水光」「潤光」「蜜光」という表現が使われ始めて以来、ツヤ肌は目指すべき肌の重要ファクターではありましたが、そこに一石を投じたのがビューティーインフルエンサー。
メイクを楽しむ若い世代が増え、彼らを中心にワントーン明るめのマット~セミマット肌にトレンドが移行。
とても暑くなった2018年春夏は、内側はしっとり、表面はサラサラなセミマット肌がトレンド肌とされました。そして、秋冬は再びツヤ肌、ツヤメイクが注目を集めていて、パワーアップした「うるツヤアイテム」が期待されています。
メイクの土台を作るのに欠かせないファンデーションは、肌色、肌質、仕上がりも多様で、ひとつのブランドの中でも、リキッドファンデ、BBクリーム、クッションなど、いろいろありすぎて何を選んだらいいのかわからない、という声もよく耳にします。今回は、日本でも比較的入手しやすいアイテムを中心に、5点を厳選しました。
シミやしわなど、老化のサインが顔に現れ始める大人女性。でも、多少シミやしわがあっても、肌が健康な人って、若々しく見えませんか?日本は、韓国に比べて湿度が高いからでしょうか、テカリを嫌う方が多く、粉っぽく乾燥して見える女性を時々見かけます。そんなお肌を見る度に、もう少しツヤがあるだけでもっときれいに見えるのに…と内心思っていました。そこで今回は、お肌の輝きを欲している大人女性にお届けしたい、ツヤ肌ファンデをご紹介します!
クッションファンデとは、コンパクト容器に入ったスポンジに液状ファンデを染み込ませ、まるでスタンプのようにパフに取って使う製品です。韓国の化粧品ブランドであるアイオペが、2008年に初めて発売して以来、世界的に広まり、ファンデーション界に新風を巻き起こしました。手を汚さずに使えて携帯にも便利。潤い成分も豊かで化粧直しとスキンケアを同時にできるため、今や韓国女性の化粧ポーチには欠かせないアイテムとなりました。
では、今おすすめしたいクッションファンデをご紹介します。
カバー力もツヤも手に入れたい方におすすめなのがミシャのクッション。植物由来の保湿成分、デューイフラワーエッセンスを64%配合し、肌にふれた瞬間、みずみずしさが感じられます。色は21号、23号の2種類を展開。軽い付け心地ですが、カバー力がある分、つけすぎには注意して。顔の中心から外側に向けてぼかすように丁寧になじませるときれいに仕上がります。
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シグネチャー エッセンスクッション カバーリング No.21
シグネチャー エッセンスクッション カバーリング No.23
公式サイトはこちら▶︎ミシャ
ミネラル成分を豊富に含む海洋コンプレックスやコラーゲンを配合し、潤いのあるツヤ肌に。21号、23号の2色展開で、21号は上掲のミシャに比べてイエローベースの肌色になじみやすいカラー。薄付きで肌のトーンを均一に整え、適度なカバー力もあり、内側から輝く素肌美人に仕立ててくれます。使う度に気分の良くなる香りも魅力のひとつ。
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公式サイトはこちら▶︎クラビュー
2018年5月に、韓国のテレビショッピングに初登場して完売。既存のコンパクトよりひと回り大きく、「大王クッション」の愛称で親しまれています。付属の鏡も大きくて使いやすく、容量もたっぷり。熱を加えず空気でパウダーを粉砕するエアークラッシュ法により、微細で均一な粒子が肌表面を滑らかにしっかりカバーしてくれます。韓国女性の美肌っぽく仕上がる優れ物ですが、残念ながら日本にはまだ未上陸。韓国に行ったらぜひ探してみてください。
◆商品の詳細はこちら(韓国語サイト)
公式サイトはこちら▶︎チョソンア22
クッションファンデの登場後に話題のアイテムとなったのが、エッセンスパクト。呼び名はブランドによって違いますが、美容成分を練り混んだ固形ファンデがコンパクトに収められています。内容物の減りが見えにくいクッションファンデに比べ、しっかり最後まで使い切ることができるのも利点。クッションの衛生面が気になる人にも好まれています。
テレビショッピングで発売されて以来、韓国で完売記録を更新し続けている大人気アイテム。「宮廷女官チャングムの誓い」などの人気ドラマに出演した女優のキョン・ミリが企画に関わっていることから、「キョンミリ・パクト」とも呼ばれています。
3種類のヒアルロン酸を配合し、肌色補正のカラーコレクター、ツヤを与える下地、ファンデーションの機能を備えたオールインワン仕様。肌の欠点を隠したい方にはカバー力が弱いと感じたり、オイリー肌の方にはツヤ感が過剰に感じたりする要素もあるのですが、潤いを失ったくすみ肌の方にはかなりおすすめで、実際私の周囲には愛用者が多いです。
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公式サイトはこちら▶︎AGE 20’s
美容液のような液体状のリキッドファンデは、ブラシやスポンジを使って仕上げます。持ち運びには向いていませんが、ツヤ肌を目指すなら仕上がりの美しさは抜群!
2018年は、カラーや仕上がりの違うテクスチャーを豊富にそろえるブランドが増えましたが、その中で圧巻の品揃えなのがイニスフリーのマイファンデーションです。保湿レベル、カバー、カラーの組み合わせが異なる50種類(日本では40種類)の中から、自分にぴったりの一品が選べます。
ツヤ肌を目指すなら保湿レベルは「Glow」にするのが◎。グリーンティーシードオイルを含み、潤いを守りながら輝く肌を表現します。また、「Glow」を選んだ場合、カバーレベルは「ナチュラル」か「ハイカバー」の2種類から選択することができますが、私はナチュラルがおすすめ。まるで生肌のような仕上がりで、自分の肌より明るめのトーンを選んでも不自然さがありません。シミが気になる人は、保湿レベルを「Semi-matte」に、カバーレベルは肌になじむカラーを選ぶと失敗しにくいです。
◆商品の詳細はこちら
公式サイトはこちら▶︎イニスフリー
クッション、エッセンスパクト、リキッドと、テクスチャー別にツヤ肌を目指せるファンデーションを紹介していただきました。
実にたくさんの種類のファンデが登場しているので、「何を選んでいいかわからない!」と思っていた人も、だいぶ的をしぼれたのでは?
自分の肌質や求める仕上がりに合わせて選んでみてくださいね。これであなたもツヤ肌美人!
Text&取材:EDIST.+one編集部
取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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