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我が子の学校生活を垣間見ることができる授業参観は、親にとって大切なイベント。そして、ほかの保護者たちや教師と顔を合わせる機会でもあります。しかし、そんな場にどんな格好をして行くべきか、頭を抱えるママも少なくないのではないでしょうか。
今回は、自身も授業参観に参加した経験を持つ、スタイリストの福岡邦子さんが登場。みずからの体験も踏まえ、授業参観に参加する際のファッションアドバイスをいただきました。
スタイリスト 福岡邦子さん
ファッション誌やキッズ誌、広告などで活躍中のスタイリスト。詳しいプロフィールはこちら。
フォーマルが定番の入学式・卒業式でもなく、動きやすい格好が推奨される運動会でもない授業参観。いったいどういった服装で行くのがベストなのでしょうか?
校風などによって、行事や保護者の雰囲気は異なるので、一括りに「こういう格好がベスト」ということはいえないといいます。
「私の子供は、海外の方が多く住んでいる地域の学校に通っていたので、さまざまな国の方がいらっしゃいました。サリーを着たインド人女性もいて、びっくりした記憶があります。このように、公立ならその地域にどのような人が住んでいるかによって、授業参観の雰囲気も異なります。ほかにも、私立なのか、どのような校風なのかによっても雰囲気は異なりますので、事前に情報収集はしておきましょう。初めて授業参観に参加するなら、上級生のお子さんを持つママ友に相談したり、ネット上で学校の情報をチェックしたりするといいんじゃないでしょうか」
授業参観の場合は、入学式や卒業式といったセレモニーではないので、カジュアルでも問題ないケースが多いようです。
「授業参観では、『オフィスカジュアル』を意識すると失敗が少ないと思います。お仕事を持っている方は、途中で抜けて参加される方もいらっしゃるでしょうし、会社員の方なら参観のためにわざわざ着替えを持っていって…という必要はないと思います。清潔感を心掛け、きれいめな格好をしていけば問題ないでしょう」
参考記事
「きれいめ」とはいえ、普段の服装とかけ離れた格好をするのはおすすめしないと福岡さん。
「これは、私の個人的な意見ですが、保護者同士で長く付き合える友人が欲しいという方もいらっしゃいますよね。類は友を呼ぶといいますか、普段の服装はその人のパーソナリティーが出るので、仲良くなるきっかけづくりにも貢献するものだと思うんです。なので、普段とまったく違う服装で行く必要はないのかなと。程良く個性を出した服装をするのも大切です」
ある程度、カジュアルでもOKな風潮がある昨今の授業参観。福岡さん曰く、あまり気負わず、最低限のTPOをわきまえていれば基本的には問題ないはずとのこと。
「あまりにラフな格好は避けたほうがベターですが、カジュアルアイテムのデニムでも、きれいめな印象の物であれば問題ないと思います。ただし、露出の多いアイテムは避けたほうがいいでしょう。ほかの保護者の目が気になるというのもありますが、実は意外とお子さんのほうが母親の服装を見ているもの。特に思春期真っ盛りの男子は、母親があまり目立つ格好でいると嫌がる場合が多いようなので、気を付けたほうがいいかもしれません(笑)」
授業参観の舞台は「学校」ですので、TPOをわきまえることが必要です。
「大ぶりなデザインのジュエリーや、複数着けのアクセサリーは、授業中にジャラジャラと音を立ててしまうことがあるため、避けたほうがいいですね。授業参観は、静かに授業の様子を見るのが目的ですから。そういう意味では、香水のつけすぎにも気を付けたほうがいいと思います。ほかの親御さんと近い距離で見学しますし、教室は決して広くはない空間ですから、香りが強いと授業の妨げになってしまいます」
授業参観にあたって、あると便利なアイテムを福岡さんに紹介してもらいました!
「何のアイテムを合わせるか迷わないし、何よりきちんとして見える優秀なアイテムです。丈感と露出に気を付ければ、さまざまなシチュエーションで使い回せて重宝しますよ」
「学校には来客用のスリッパが用意されていますが、あえておしゃれな携帯用スリッパを持っていくとファッションに気を使っている感が出るし、ほかの保護者の方との会話のネタにもなるかもしれません。私は『ButterflyTwists』というブランドのスリッパを愛用していました」
「洋服を選ばない黒でも問題ないと思いますが、特におすすめしたいのは、白のブラウスやプルオーバー。ノーマルなシャツよりもやわらかい印象を醸せますし、白には清潔感や抜け感を演出してくれる効果もあります」
「ジャケットを1枚羽織るだけで、デニムにTシャツといったカジュアルな格好もきれいめスタイルに見えるもの。季節の変わりめなどは温度差も気になると思いますし、着ていって損はないと思います」
ここまでの授業参観のファッションルールを踏まえて、福岡さんにおすすめのコーデを3つ選んでもらいました!
◆STYLE1 パンツ派さんに・・・ポイントを押さえた好バランススタイル◆
「ハイネックが今年らしいシルエットのプルオーバーブラウス。太すぎないワイドパンツがリラックス感ときちんと感の両方を演出してくれる、授業参観にぴったりのちょうどいいバランスのコーデです。ネイビーとモスグリーンの組み合わせは意外に相性◎。明るめベージュのバッグで、抜け感をプラスしましょう」
◆STYLE2 スカート派さんに・・・ほんのり甘めな上品さを醸すコンサバスタイル◆
「適度に甘さのあるスタイリングを好む場合は、こちらのスカートコーデを。ピンクとブラウンという、今年のトレンド同士の組み合わせです。シンプルなロングネックレスが程良いアクセントに。華美なアクセサリーは授業参観には不向きですが、これくらいのシンプルさだといいですね」
◆STYLE3 カジュアル派さんに・・・こなれ感重視! 格上ママカジュアルスタイル◆
「パンツには濃いめインディゴデニムをチョイスして、トップスにライトブルーのシンプルブラウス、上にトレンチを羽織れば、カジュアルなデニムスタイルでも、授業参観にぴったりの洗練されたきちんとスタイルになります。かわいらしさのあるファー×カゴバッグでトレンド感と遊び心もプラスするのもいいですね」
Text:EDIST.+one編集部
コーディネート画像:EDIST. CLOSET
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