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この春は定番ベージュトレンチについで、カーキアウターが大ブーム中! 定番カラーの一つでありつつも、ミリタリーを起源に持つ色だけに「ちょっと男性っぽい」「私にはマニッシュすぎる」という印象とともに「顔色がくすんでしまいそう」など、苦手意識を持っている方もいるかもしれません。
また、一昔前のカーキといえばカーゴパンツ一辺倒だったので、着る機会がなかったという方もいるでしょう。
しかし近年は、ブラウスやスカート、ワンピースなど、女性らしく着こなせるカーキアイテムがたくさん登場。スタイリングの幅もかなり広がっています。
そして、カーキを上手に取り入れることで、垢抜けた洗練スタイルに! そこで、カラーコーディネーターの谷口美佳さんに、カーキと相性の良い色について教えていただきました。
Instagramで話題の方々の着こなしを中心に、女性らしいカーキのコーディネートもご紹介。どんなアイテムをどのように合わせると上品に見えるのかを見ていきましょう!
パーソナルカラーやバランスメイク、骨格スタイルなどの観点から、女性の魅力と個性を引き出すサロンを主宰する谷口美佳さんから、カーキを上手に取り入れるアドバイスをいただきました。
カラーコーディネーター:外資系化粧品会社に6年、外資系ラグジュアリーブランドに3年勤務後、出産を機に退社。現在はパーソナルカラー、バランスメイク、骨格スタイルなど、女性の魅力と個性を引き出すサロンを主宰している。color+shape®コーディネーター。
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「格好良いカーキは、シンプルに黒やダークグレー、ネイビーブルーで合わせがち。マニッシュでスタイリッシュなコーディネートになりますが、マットな男性っぽく見えます。それをうまく着こなしている方もいらっしゃいますが、逆にあまり似合わず、とても寂しい印象になる方も多いはず。大人が欲しい艶や透明感を叶えるカーキの着こなしは、グッと明度を上げてホワイトやライトグレー、ベージュを60%以上で作り、アクセントにカーキを加えるのが◎。明るさのコントラストが、爽やかな透明感を演出してくれます」
また、カーキはイエローからできる色なので、イエローとの相性は最高。心地良い色合わせになりますよ。
中でも特におすすめしたいのは、バイオレットやラベンダー、ピンクと合わせること!
これらは、2018年春に注目のキレイ色でもあります。カーキとは対照色相(一定の色相の差がある色を組み合わせた配色)で目を惹き、艶も加えてくれますよ。さらに、スモーキーピンクやダスティパープルなら、格好良さと女っぽさの両方が手に入りますね。
色から来るイメージを味方にして、ご自身のなりたい印象を叶えてください!
※参照コーディネート画像はEDIST. CLOSET 2018 springより。selectマークのあるものはEDIST. SELECTのアイテムです。
ここからはインスタグラムからPick-upをしたカーキマスターたちのスタイリング実例から、カーキの取り入れ方を参考にしていきます。
カーキのトップスはまず、アイテム選びが重要。MA-1やミリタリーシャツなど、デザイン自体が軍服テイストの物は難度が高いので避けましょう。光沢感のある素材や、ブラウジングできるブラウスなどを選んで。
そして、「カーキのボトムスといえばカーゴパンツ」というのは過去の話。ビギナーさんが選ぶなら、ヘムスカートやタック入りパンツなど、フェミニンなアイテムが◎です。
さらに、女性らしさを出す色使いにも注目です。
カーキのパンツはメンズライクにコーディネートしがちですが、ayaさんのように着こなせばクラッシーに。カーキのトーンに合わせた、濃いめのパープルで上下から挟むことで、より大人っぽいスタイルに仕上がります。小ぶりなバッグも、エレガントさを感じさせるキーポイント。
カーキのヘムスカートにグレーのパーカーを合わせたスタイル。薄めのグレーは、カーキをまろやかに見せてくれるのでおすすめです。さらに足元には、カーキとの相性も良く、コーディネートのアクセントに最適なイエローを差してバランス良く。
エレガントの名手、星玲奈さんにかかればカーキもこんなに上品に。スモックタイプのブラウスは、たっぷり取られた袖のギャザーが女性らしさを強調します。合わせた黒のスカートも、やわらかく美しいドレープ。バッグやパンプスはスタッズ付きで強めですが、素材感とシルエットでエレガントさが勝ります。
デニムと相性抜群のカーキですが、メンズっぽくならないようにするには、アイテム&コーデに工夫が必要です。こちらはEDIST. CLOSETのドロップショルダープルオーバーにハイウエストのデニムを合わせた、chiharuさんのスタイル。足元をヌーディーなミュールにすることで、一気にエレガントに。たっぷりシルエットのブラウスを衿抜きしているところも、女性らしく見えるポイント。
カーキは、親子リンク…特に男の子とリンクさせたいときに好相性な色。そんなときでも女性らしさをキープしたいなら、足元はパンプスがgoodです。おがわゆうこさんは、トップスにグリーンベース、ボトムにブラウンベースのカーキ、さらにキャップやパンプスもワントーンでまとめるという技ありコーデ。やわらかさも出ていて◎です。
コーディネートセットがそのまま届くファッションレンタルサービス・EDIST. CLOSETの2018年春セットには、カーキのアイテムも豊富! 大人コーデを実現するために最適な物ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
光沢感のあるテーパードパンツにラメのニットを合わせることで、フェミニンな印象を与えるスタイリング。パッと目を引く赤のバレエシューズも旬の組み合わせです。
ウエストリボンがお腹隠しにも効果的な膝丈スカートは、カーキだからこそかわいくなりすぎず、品良く見せられる大人向けアイテム。トップスをオフショルにしてちょっぴり甘さを増しても、嫌味になりません。
日本人の肌をきれいに見せてくれるカーキは、思い切ってワンピースで取り入れてみては?とろみのあるカシュクールタイプのワンピは、このように1枚で着てさまになるのはもちろん、前を開けてガウンっぽく着ることも可能。バッグなどの小物は、比較的どの色でもはまりますが、アクセサリーはゴールドを選んだほうがしっくりきます。
コクーンシルエットでハリのある生地感が今っぽいワンピ。膝丈なのでヒールを合わせればきれいめに、フラットシューズを合わせればカジュアルに着こなせます。休日はこんなメタリックなバッグを合わせると気分も上がりそう。
いかがでしたか?「カーキ=マニッシュ」という概念は、完全に払拭されたのではないでしょうか。
「定番色に飽きた人」や「新たに似合う色と出会いたい!」という人は、ぜひカーキを取り入れてみてくださいね。
Text&取材:EDIST.+one編集部
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取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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