ライオンのお洗濯マイスターが伝授! 上手なおしゃれ着洗い、基本の「キ」【前編】

#ライフ

2018.01.18

普段のあなたのお洗濯の仕方、不安に思ったことありませんか?

女性は特におしゃれ着にあたるアイテムを着ることが多く、通常の洗濯モードで気を使わずに洗ってしまって、お気に入りの服がすぐに劣化して長く着ることができなくなった経験のある方も多いと思います。

でも、正しいお洗濯方法をすれば、より良い状態を長く保つことができるのです!

ここでは、お洗濯方法にちょっぴり自信がないという方へ、最低限これだけ押さえればOKというポイントを、前編・後編にわたってライオン株式会社のお洗濯マイスター・大貫和泉さんにレクチャーしていただきます。

前編では、2016年12月1日に改正された新しい洗濯表示をもとに、お洗濯に入るまえに必要な「準備」について説明してくれました。

 

今回お話をうかがったのは・・・

ライオン株式会社 お洗濯マイスター 大貫和泉さん

洗濯用洗剤などの製品開発・調査に携わって約20年。ライオン快適生活研究所が暮らしに役立つ生活情報を提供するメディア「Lidea」にて、主婦・母親・女性の目線で、日々のお洗濯に役立つ情報をお伝えしています。

 

 

 

洗濯を始めるまえに…まずチェックすべき4ポイント!

洗濯するまえに必ずチェックしてほしいのが洗濯表示

洋服の内側についた洗濯表示タグを見れば、その服をどのように洗えばいいかが確認できる、小さな指南書のような物です。

そんな洗濯表示は、2016年12月1日に世界共通で使用されているISO(国際規格)の記号と同じになり、表示記号や表示される情報が変わったのをご存じでしょうか? 従来の絵表示では22種類だった記号が41種類になり、より細かい情報が表示されるようになりました。

「記号が変わった上に、種類も表示情報も増えちゃうの!?」と戸惑う方も多いかもしれませんが、一度新しい表示を覚えてしまえば、今後は海外で購入した洋服の取り扱いも混乱する心配が無用になるというメリットも。

大貫さん曰く、「基本さえ押さえればさほど難しくはない」そうなのでご安心ください!

4つのポイントに分けてご紹介をしていきます。

 

 

POINT1  覚えてほしいのは基本の記号5つ!

基本の記号は『家庭洗濯』『漂白』『乾燥』『アイロン』『クリーニング』の5つ。

この記号に『×』印がついている場合は、その行為が『NG(禁止)』という意味です」

 

「なかでも始めに確認していただきたいのが、家庭で洗濯できるかどうかです。家庭洗濯の記号に×がついていれば、その服は家庭では洗えないということなので、(クリーニングに×が付いていなければ)クリーニング屋さんに持って行ってください」

この服が家庭で洗える物かどうかの判断は、比較的わかりやすい洗濯おけのマークをチェックすればいいわけですね!

 

 

POINT2  家庭洗濯の場合、洗濯機or手洗いを確認

「家庭洗濯ができるとわかったら、次は洗濯機で洗えるのか手洗いすべきなのかを確認します。これまでの洗濯表示では、洗濯機のマークと洗濯おけに『手洗イ』と表示されたマークだったものが、洗濯おけに統一されます。このマークに手が書いてあれば、手洗いするという意味になります」

 

 

POINT3  推奨表示から上限表示へ

「次に注意してほしいのが付加記号(※)というものです。

これまでは『推奨(指示)表示』だったものが『上限表示』に変わりました。要するに、洗濯の際の強さなど、『こう洗ったほうがいいですよ』という表示だったのが『これ以下で洗ってくださいね』というものになったと覚えていただければ大丈夫です」

※付加記号:洗濯における5種類の基本記号に組み合わせた処理方法を示す、洗濯の際の強さや温度などを示した記号

「付加記号の中でまず注意したいのは、洗濯おけの下に『—』がついている洗濯の強さを示すものです。

この線がないもの、もしくは1本のものは洗濯機の標準コースがおすすめ。二重線の場合は標準より優しいコースで洗ったほうがいいでしょう。

この『優しいコース』というのは、洗濯機のメーカーによって『弱水流コース』『おしゃれ着コース』『手洗いコース』といった具合に名称が異なります」

 

↑洗濯おけマークの下に線が1本は「標準の洗濯コース」がおすすめ。

 

↑洗濯おけマークの下に線が2本は、「弱水流コース」「おしゃれ着コース」「手洗いコース」などがおすすめ。

 

「また、以下のように洗濯おけマークについた数字は上限温度を示していて、例えば『40』と書かれている場合は40℃以下で洗濯してくださいという意味になります。特にウール素材のおしゃれ着に関しては30℃以下で洗うと良いということを覚えておいていただければと思います」

このおしゃれ着の洗い方に関しては、後編で詳しくご紹介します!

 

POINT4  漂白剤の扱いも洗濯表示で確認!

漂白剤を使えるかどうかは『△』マークをチェックしてください。これに『×』がついていると漂白処理はNG。斜線がついている場合、酸素系漂白剤はOKだけど塩素系漂白剤はNG。何も付いていない『△』の場合は塩素系でも酸素系でもOKです」

↑(左から)塩素系・酸素系漂白剤の使用OK、酸素系漂白剤のみ使用OK、漂白剤の使用NG。

 

洗濯表示が覚えられない方には…強い味方がいます!

洗濯表示をしっかりチェックする習慣がこれまでなかった方、以前の洗濯表示に慣れていて新しい記号をすぐに覚えられないという方も安心! 洗濯方法に迷ったときに「使える」無料ツールがありました。

「ライオン公式の洗濯判定アプリ『これ洗える?』がおすすめです。洗いたい洋服の洗濯表示マークをアプリ上で選択すると、家庭で洗えるかどうかをはじめ、おすすめの洗い方や洗剤を教えてくれるのですごく便利!クローゼット機能もありますので、手持ちの洋服を登録しておくこともできるんですよ」

 

 

「これ洗える?」のダウンロードはこちら

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上手なお洗濯は「準備」が大切!

大切な洋服を洗濯する際は、とにかく準備が重要です。

まずは洗濯表示を見て、そのアイテムにとって的確な洗濯方法を確認してください。表示に従って洗えば、洋服が縮んだり傷んだりといった失敗も防ぐことができます。

 

 続く後編では、実際におしゃれ着を洗う方法ついてご紹介します!

 

Text&取材:EDIST.+one編集部

取材協力:ライオン株式会社

 


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