EDIST. +one
昨年、EDIST.webマガジンリニューアルと共に突然スタートした当連載コラム・・・EDIST. CLOSET公式ブログ内で謎の人気を博した「41歳・アラフォー女子野原(バツイチ)」がフリーダムに日々の妄想を綴ります。
普段はOL営業のため不定期連載になりますが、今月も野原氏の妄想にお付き合いくださいませ。
◆EDIST. CLOSETとは?▶︎「EDIST.+one」と連携する月額制ファッションレンタルサービス。商品は毎シーズン新作をリリース。全てオリジナルのプライベートブランドで展開し、ファッションに精通するスタッフたちが企画・監修をしています。スタイリングは女性誌で活躍するプロのスタイリストが担当。そのまま使える旬のコーディネートをサイトやSNSで提案しています。
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妄想一筋40年。
妄想という現実逃避を繰り返している私ですが、最近 目を背けても背け切れなくなってきたことがあります。
それは 「体形の崩れ」。
「とは言え、まだ大丈夫でしょ・・・」 なんて根拠のない安心感になんとなく包まれて生きてきましたが、最近会社のトイレの鏡に映る自分の姿にギョギョギョッとする事が多々あり、もう他人事ではないんだな、と猛省中です。
ついに 「私はまだ大丈夫」 という妄想を卒業する時がやって来ました。
たれる肉、ゆるんだ肉、ゆれる肉、あぁ、だらしない。すべて私の贅肉のことです。
ところで、贅肉って 「贅沢な肉」 だから良い意味でもあるのな? と思ったのですが、「贅」 には 「ぜいたくなこと」 の他に 「不必要なもの、無駄」 って意味があるんですね。少しでも自分を慰めようとしたのですが、無駄でした。
おパンツの下からはみ出るお尻のオマケみたいなやつ。お尻が子供でも産んで2つに分裂したのかと思いました。
ブラの上下からせり上がり盛り上がる脇肉、背中のハミ肉たち。なぜそんなに自己主張するのですか? 引っ込んでてくださいよ。
もう 「胃下垂」 では誤魔化しきれない下っ腹。食後にとどまらず、常駐しています。
浮腫みとも違う、顔のたるみ。顔の輪郭が昔よりボンヤリして確実に顔が大きくなっています。瞼のたるみとともに小さくなる目。
そして写真に写った二の腕の太さよ・・! 白いリブニットのせいだよ、っていう自己弁護も虚しい。
動いてもいないのに波打ってみえる肉、これがセルライトですよね? 面積が広がりつつも、まださざ波レベルだから大丈夫かな、って泣き笑い。
体重はそれほど変わってないのに確実に膨張しているカラダ・・・去年買ったパンツが履けなくなる悲しさ・・・あぁ、自分の事なのに書いていたら本当に悲しくなってきました。でも書こうと思えばまだまだ書けます。
これがアラフォーの現実なのです。
「肉感を拾わない」 っていうフレーズ、EDIST. CLOSET のアイテム紹介でもよく聞きますが、この大切さがよーーーくわかってきました。
昔は 「ストレッチ」 = 「体にフィットして着心地が良い」 でしたが、今では 「ストレッチ」 = 「体にフィットしすぎて危険」 です。食い込むんですよね。ちぎりパン状態。その食い込みにより血が止まり迫りくる生命の危機。特に長時間のデスクワークでの鬱血状態は危険です。さらに脱いだ後の食い込み跡。それはまさに、人間チャーシュー状態。
そして、フィットするが故にやたらと生々しいリアルな肉感がアピールされ、シースルーでもないのに全て見透かされているかのような変な羞恥心が湧いてくるのです。
大好きだったスキニーデニム。昔のものはキツくて履けなくなったので全部捨てました。去年買ったデニムすらキツくて履けなくなる始末。1年ごとに体形が変わっていくのですよ、40も過ぎると。逆に昔ユルユルだったデニムが、今ジャストサイズになっている驚き。
全然嬉しくないサプライズです。
昔は 「MOUSSY(マウジー)」 や 「AG(エージー)」 のスキニーが大好きでした。素朴な疑問なのですが、アラフォーがマウジーのお店に入ったら浮くのでしょうか? 逆に相手にされず気楽に見れるんですかね・・・。CIMARRON(シマロン)も好きで良く履いてました。あぁ、懐かしい!!
昔、BoAちゃんが歌ってましたよ。 「タイトなジーンズにねじ込む、わたしという名の戦うバーディ♪」
これは私への応援歌ですか?
40代に突入してから、たるんだバディーをタイトなジーンズにねじ込もうと地味に戦っていたのですが、辛すぎて悲しすぎてやめてしまいました。そしてタイトなジーンズから少し距離を置いたのです。あばよ、って。
そんな私に転機が訪れました。
戦いをやめたバディーを引きずり、フラッと立ち寄ったショップで試着したデニムが履き心地が良くてビックリしたのです。
今更って感じでしょうが・・・ 「RED CARD(レッドカード)」 のAnniversary 25th デニム。
雑誌などでもよく見てたけど、「どうせ嘘でしょ。金に物を言わせた宣伝でしょ」 って疑ってスルーしていました。しかし押しの強い店員さんに薦められ期待ゼロで試着したら、程良いストレッチ感、つかず離れずのフィット感、ねじ込まなくてOKな楽チンさ、なのにすっきり見えるシルエット。
「もう戦わなくていいんだよ、わたしのたるんだバディ」 やっと戦いが終ったのです。
「upper hights(アッパーハイツ)」 も良いのかな・・・と気になっているので、そちらも気が向いたら試してみたいです。
「歳だからもう似合わない」 って決めつけず、「とりあえず試してみる」 ことも大事なんですね。
アラフォーだからこそ、顔周りに明るいカラーを持ってきたい。だって、くすんでますから。顔面が。
デニムと、EDIST. CLOSETの夏の新作のカラーアイテムや夏にピッタリな爽やかストライプトップスでコーデしてみました。
アラフォーでも一気に旬な着こなしが完成です。
【Bセット】 スタイルアップと旬を両立した着回し力抜群セットより・
【Dセット】 美色スカートを主役にした格上カジュアルセットより・
旬なカラーアイテムを取り入れつつ、今年の夏はたくさんデニムを履こうと思います。
また履けなくなる前に。
と、今回は私にしては真面目に洋服について書いてしまいました。逆に怒られるんじゃないかとビクビクしております。
どうかまた次回もお付き合いくださいませ。
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取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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