EDIST. +one
1昨年前、EDIST.webマガジンリニューアルと共に突然スタートし、異彩を放っている当連載コラム。EDIST. CLOSET公式ブログ内で謎の人気を博し、終了後には”野原ロス”まで生み出した「41歳アラフォー女子・野原(バツイチ)」がフリーダムに日々の妄想を綴ってまいりましたが、惜しまれつつも今月が最終回となります。
野原氏のラスト妄想にお付き合いくださいませ。
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「妄想その12」ということは、12回目。ということはいつの間にか1年が経ち、私もまたひとつ年をとったわけです。
そりゃ、目もかすみ、耳も聞き取りにくくなるわけですよね。そろり そろり… 忍び寄る 「老い」 。
最近、髪をバッサリ切ってショートボブにしました。おしゃれになったつもりなのに、拭いきれない 「阿佐ヶ谷姉妹」 感。阿佐ヶ谷姉妹、好きだからいいんです。でも目指してはいない。まだ手の届かない遠い存在でいて欲しい。こんなはずじゃなかった… と途方に暮れる毎日です。
ピンボケした写真を見た時に感じた既視感。 「あ…! これ夕方の私の視界だ…」 って、ちょっと切ない気持ちになりました。でも先日の健康診断の視力検査では、裸眼で 「1.5」 と 「1.2」 という驚異的な数字を叩き出したんですよ! 初老界ではちょっとしたサンコン (スター) 扱いですよね。
※編集部注:画像はイメージです。画像の外国人女性は野原氏ではありません。
こんなに視力が良いのに、なぜ物事がぼやけて見えるのでしょうか?
マクドナルドの三角チョコパイのポスターを見て 「あ、マックが いなり寿司始めた!」 ってワクワクしながら近付いたら、ただの三角チョコパイだった時のショック…。遠くから見たら立派ないなり寿司に見えたのに(ただの、なんて言ったら美味しい三角チョコパイに失礼ですが…。) 別にマクドナルドでいなり寿司が食べたかったわけではなく、 「マックがいなり寿司を!」 ってことが楽しかったんです。真実を知らない方がワクワク感が続く場合もあるんですね。ずっと視界が薄らボンヤリしていた方が人生おもしろいのかも…。
さて、ここからは最近の記憶に残っている私の見間違いシリーズです。
(インスタ映えしそう)
(どんな映画なのでしょうか? 全米が泣きそう)
(おしい…!)
(基本的にカタカナに弱い)
(基本的にカタカナに弱い)
(妖精 もこみち)
(色々直せそう)
(おしい…!)
こんなのは氷山の一角で、もう視力の問題ではないかも知れません。
聞き間違いも多いです。競泳の 「いけえ りかこ」 さんを、ずっと 「理系 いかこ」 だと思っていました。
昔、母親が歌ってくれた 「ねんねんころりよ おころりよ~」 という子守唄を覚えた子供の頃の私は 「ねんねんころしよ おころしよ~」 って公共の場で歌っていたらしいです。 野原… 恐ろしい子! 小さい頃から聞き間違え・言い間違えが激しかったようです。
さてさて、 『おしゃれ妄想族』 ですが、2017年11月からスタートして約1年。今回が最後となります。
最初は 「お洋服について書かなければ…!」 って一応思っていました。が、いつのまにか開き直って書かなくなりました。 野原… 恐ろしい子! 図々しいにも程があります。
そしてライターでも何でもない、こんな拙い私の文章を、一瞬でも目にとめて読んでいただいた事に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に本当にどうもありがとうございました!!
これからも 『EDIST.+one』 『EDIST. CLOSET』 をよろしくお願いいたします。
取材・文/EDIST. +one編集部
画像出典:EDIST. CLOSET
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